EXOにmellow mellow!

EXOが好き! CBXに夢中な記事やMV・アルバム評、コンサートレポなど、ファントークを綴ったブログです。SHINeeについても少し。

【Chanyeol】パーフェクトな瞳【MV『Electric Kiss』3】

 『Electric Kiss』のshort ver.のMVが出てから、1ヶ月以上たちました。

 

 あのMVが出た直後、実は、よく感想をくださる読者さまのお一人から、「夜ふチョコさんのMV評が読んでみたいです…」というリクエストいただいたこともあり(ありがとうございます、嬉しかったです!)、喜びいさんで書き始めまして、1と2だけを書いて、そのままになってしまっていました。

 

 MV評は3回にわたって書くつもりでした。

 2回目の記事を、ジョンデくんへの(無駄に)あふれる愛で、(またもや無駄に)長い文章で綴ったあと、SHINeeの東京ドーム・京セラのコンサート開催が発表になりまして。

 そのニュースを知って、私は「大興奮+デレデレ」になってしまい、すぐにコンサートの申し込みをし、5人揃ったステージを想像して、ニヤニヤしたりうきうきしたり、感極まって涙ぐんだりしていたのですが、そのあと、あの突然の訃報が飛び込んできて……。

 

 彼の葬儀のほんの数日後、EXOの福岡公演がありました。

 悲しいお別れの直後、そして私にとっては初めてのEXOのコンサートでしたから、いろいろと考えたり感じることが多くて、それについての記事を(また無駄に長く)書きました。

 そうこうするうちに、MV『Universe』が出て、それについて記事を書いたり、新しくブログを立ち上げたりしまして。

 

 ……ずーっと、『Electric Kiss』 のMV評が「ほったらかし」になっていたのが、自分でも気にかかっていました。

 

 このたび、もうすぐ「COUNTDOWN」も発売になるし、「はてなブログ」への(携帯画面で見ても、縮尺が変にならない)写真の貼りつけ方も覚えたし、あの「Electric Kiss」の続きをきちんと書き上げよう、と思い立ちました。

 それで、「まずは、とりあえず」ということで、MVを見直したのですが。

 

 ……ありゃりゃ、ちょっと待ってくださいよ。……(頭を抱えつつ)

 なんだろう、これ。

 どうして12月に見てたときは気づかなかったんだろう。

  

 これ、パク・チャニョルくんが、めちゃめちゃ、格好いいじゃないですか!

 

1. 刺しに来たな、チャニョル!

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 実は、12月の時点での私の評価としては、「優勝=カイ」で、「敢闘賞=(うっすい白シャツ+水ビッシャビッシャ笑・の)スホ」(撮影お疲れ様でした♡)。

 「美青年対決チャニョルVSセフン」は、「僅差で」チャニョルの勝ち、と書き綴っていまして、私の構想では、「準優勝=ギョンス」でした。

 だから、最後になる予定の記事では、「ギョンスについて」書く予定だったんです。

 

 でも、今日、見直してみたら、ですね……

 自分でも、その印象がガラリと異なっていることに驚いています。

 

 このMV、準優勝は、チャニョルです(断言)。

 

 いや、優勝のカイに食い込んでもおかしくないレベルで、チャニョルが、強くはげしく、「刺しに来てる」!

 

 てゆーか、私は刺されました。ええ。刺されてしまいましたとも。

 敵は本能寺にあり。ブルータスよお前もか。ああ、ロミオ、なぜあなたはロミオなの?

(自分でも混乱のあまり、何言ってるのかよくわからない・苦笑)。

 意外な伏兵、パク・チャニョルくんに、夜ふチョコのハートは、深くはげしく貫かれてしまいましたとも!

 

2. 「ビジュアル先行型」/ 「技能・パーソナリティ先行型」

 

 ものすごく乱暴に分けますけれど、この9人のボーイズは、二つのグループにざっくりと分けられると言っていいと思います。

 「ビジュアル先行型」のセフン・カイ・チャニョル・レイ。

 「技能・パーソナリティ先行型」のスホ・ギョンス・シウミン・ジョンデ・ベク。

 

 まあ、身も蓋もない言い方ですが、「見た目チーム」と「芸・中身チーム」と言っておきましょうか(←)。

 

 えー、レイの歌唱力やカイのダンスは? てゆーかギョンスもシウミンも十分に美形だし、スホさんだってハンサム……と、抗議したくなるお気持ちもわかるのですが、ここは、とりあえずその議論はおいといて、話を簡易化しながら進めさせてください。

 

「ビジュアル先行型」は、その魅力のなかに、「容姿」が占める比重が高いメンツです。

 「いつ、誰が、どこから見ても」レイ・チャニョル・セフン・カイは「美形」と言ってよいルックスだし、言い方を変えれば、この4人は、「見た目だけの魅力」で勝負できる(だから高い身長が必要条件)、そういうメンツです。

 

 それにしても、EXO、ほんっとーに面白いですよね……この4人の「ビジュアル」の方向性が、「4人とも、きれいに異なっている」と思いません?

  年齢も「年長組」(レイ)、「中間層」(チャニョル)、「マンネライン」(カイ・セフン)と、うまいことバラけている。

 そして、この4人のなかでも、そのルックスが魅力の割合のなかに、特に高い比率で占めているのが、セフンとチャニョルなんだと思います。

 

3. フォトジェニック・アイドル【Chanyeol】/ クラシカル・ハンサム【Sehun】

 このセフンとチャニョルの2人は、同じほどの長身でありながら、(中身を度外視した)ビジュアルの魅力の方向性は、「真逆」といっていいものだと思うのです。

 チャニョルのかっちりとした二重の大きな瞳、いかにもアイドル然として整ったさわやかで甘い顔だち。

 それらが特徴のフォトジェニックな彼の容姿は、現代的なニュアンスを強く備えた「イマドキな美形の男の子」を体現するものだと思います。

(だからこそ、彼は「街角のにーちゃん」的な服装をするとやたら似合ってしまう。彼の容姿が「街角のにーちゃん」からはかけ離れたレベルのものであることを、逆説的に主張するようにして)。

(そして逆をいえば、このひと、スーツ姿がいまひとつ。なんでこんなに、スーツを着たとたん、『こんどウチの営業課に新しく入った新人のパク君』感が出ちゃうんだろうなあ?)。

 (だから、メンバー全員で揃いの衣装を着たりするとき、彼だけ丈の長いフロックコートみたいなジャケットを着てるのは、すごく正解なんだと思うのです。

 あの裾の長いジャケットを翻してダンスしている彼を見ると、あまりにも格好よくて、もうチャニョルペンとして生きていこうかと、毎回、心がぐらつきます、私。ジョンデとベク捨てて・笑)

(いや、捨てません、もちろん、捨てられないですけど!)

 

 背が高く、肩幅もあるひとだけれど、この人の体が持つ第一印象は「やせぎす」で、彼の身体的特徴は「マッチョ」の対極にある。

 要するにチャニョルのルックスのキーワードは、「甘い」「さわやか」「アイドル」「現代的」「希薄な男性性」というあたりに収斂すると思うのです。

 

 それに対してセフンは、細い目、硬質でクールなプロフィール、すっきりと整った辛口の容貌をしています。

 マンネのくせに、このひとは、クラシカルなニュアンスが強いハンサムなのです。

 (注・スホもクラシカルな要素の強いハンサム。ゆえにセフンとスホは「スーツがすごく似合う」。ただし、同じクラシカルハンサムでも、リーダーの場合はかなり甘口。うまいことバラけてるなあ、ほんと)。

 長身、広い肩幅、「鍛え上げた」上半身。セフンの身体的な特徴は、このグループのなかで、たぶんもっとも「男性性を強く志向している」容姿をしているんだと思います。

 だからセフンのルックスのキーワードは、「辛口」「硬質」「クール」「クラシカル」「強めの男性性」。

 

「甘い」「さわやか」「アイドル」「現代的」「希薄な男性性」のチャニョル。

「辛口」「硬質」「クール」「クラシカル」「強めの男性性」のセフン。

 

 ……こうやって書き出してみると、このEXOが誇る美青年ふたりのルックスは、真逆のベクトルであることが、はっきりすると思うのですが。

 

4. パーフェクトな瞳

 

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 2分ちょっとしかないshort.ver.のMVで、チャニョルが登場するのは、実に、1分16秒まで待たなくてはなりません。

(セフンは彼よりも、もっと登場が遅いのでは? と思われるかもしれないのですが、セフンは、実はMV冒頭1発目に出てきません? ——「廃墟になった団地で、スモークのなか、一人、黒髪の青年が倒れこむ」映像、あれはセフンですよね? 私も何回も見返してそう結論づけたのですが……)

 ラップ担当であるせいか、チャニョルの登場はMVでは遅いことが、ままあるのですが(「LUCKY ONE」とか)、このMVでも「半分すぎてからようやく」なので、かなり遅め。

 

  けれども、その埋め合わせをするかのように、彼は後半にかけてわりと長く画面に登場します。衣装とシチュエイションも変えて撮影されていて、センターのカイと絡む唯一のメンバーでもある。

(MV評を書くために細かく見ていくと、やはりMVのなかでは、カイがメインキャラクターになるような構成で作品が制作されていることに、今更のように気づきます。

 そして、その製作陣の意図にこたえるだけの強力なものが、今の彼には備わったと思うのです)

 

 カイが「取り憑かれたような(普段の「わちゃわちゃ」くんとは全然違う)顔」でダンスしていた、あの鏡面の部屋でぐるぐる回されるカメラにむかって、ラップしていたのもチャニョルだったんです。

 今回は、チャニョルがMV全体の構成のなかで、かなり見せ場となるポジションを与えられていたんだなと改めて気づきました。そして彼は、その与えられた球を、ちゃんとクリーンヒットで返してくれていたのです(注1)。

 

(注1 それに気づけないでいたなんて、やっぱり私は、あのスホさんの白シャツに水ビッシャビシャに、相当、惑わされていた? ……あの場面、複数回見返して、濡れた白シャツの胸元に「あらぬもの」が写ってしまってないか、わざわざ確認したくらいですもん・苦笑。

  ちなみに私と同じくEXO-L1年生・Qの推理では、「実際の映像では、濡れた白シャツごしに、リーダーの胸元に『それ』が写り込んでしまっていたが、編集時点で画像処理して無事に消した」というものらしいです・笑)

 

 チャニョルの容姿の持ち味である、「現代的」「希薄な男性性」(注2)「甘さ」「さわやかさ」「フォトジェニック」が——今回のMVの「近未来の廃墟」という世界観に非常にきれいに合致していたんだと思います。

 その容姿の特徴に、彼はさらにプラチナブロンドの髪色を加えて、「現実の(EXOのムードメーカーで、ちょっと子供っぽいくらいに純粋で、ほがらかな好青年の)パクチャニョル」から離脱して、MV作品のなかのキャラクターを、パーフェクトに演じきっていたのだと思うのです。

 だからこそ、文明が打ち砕かれた跡地で、一人乗りのバギーに乗って現れ、あのガスマスクの奇妙な生き物が見守るもと、カイと邂逅を果たすのは、チャニョルでなければならなかったのだと、私は納得したのです。

 

(注2:チャニョルの「希薄な男性性」について。——私はチャニョルが「アイドル」を突き詰めていった場合、「性別:himself」の領域へと足を踏み入れることのできるひとだと漠然と予想しています。ベッキョンとは異なるルートで、チャニョルもその領域へと越境できそうな資質があるのです。

 けれど、彼は「青年」の領域にとどまり続けるんだろう、と思います。「性別:himself」になるには、ある種、特異なほど突出した性的なアピールが必要なのだけど、チャニョルの持つ「明朗さ」「健全さ」は、そのアピールを拒んでいる。加えて、チャニョル自身がそれを志向しそうにない)

(そして、セフンやカイやレイは「性別:himself」になるには「男性」「男」「青年/少年」としての魅力が強すぎてしまう。ベク以外では、ミンソクが「性別:himself」になる可能性が唯一ありそうだけれど、彼もそれを目指さないでしょう。1グループに1人以上、必要がないわけですよ、「性別:himself」は。……ミンソクさまは、今の「学校一の美少女」路線、「キュートすぎちゃう27歳♡」をつらぬくほうがいい)。

 

    *

 

 MVは、ベッキョンのとても印象的な、「人を食ったような」笑い声で終わります。

(ああ、この声を出せるのは、ベクしかいない。もうほんとうに、ここはベクじゃなきゃ、だめなんですよね……「Electric Kiss」というパズルのラストピースに、この「ベッキョンの笑い声」がくるのは、もう、最高にあざやかにキマッてるよなあ、とか思います)

 1ヶ月の時間を経て、再びこのMVを見直して、あのベク笑い声を聴いたあと、私の眼裏に残っていたのは、2人の青年の姿でした。

 黒い衣装の群舞で見せてくれたカイのダンスと、印象的な表情。

 そうしてチャニョルの痩せぎすで背の高い体、非現実的なプラチナブロンドの髪にふちどられた、きれいな顔立ち、そして。

 画面のこちら側にいる私たちを直視してきた、パーフェクトな瞳が、胸に残って離れないのです。

 

(皆さま!!

 今日の「スッキリ」、ご覧になりましたか?? みんなすごく可愛かった+カッコよかったですよね! チャニョルがすごく日本語がんばってた! ありがとう! ベクもがんばってた! ミンソクさまかわいい! ジョンデ大好き! ああ、スホさ〜〜ん! ギョンス! ギョンス! カイのダンスも本当にすごくよかった! あと、セフナ〜涙。なんか見てて、ボーイズへの思いがあふれて泣いちゃいそうでした・笑) 

(2018.01.26)

  (この記事は「勝手にMV評」⑧・「Chanyeol」⑥・「Sehun」④です。)

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