I should have known that. You yourself are the magic.
もっと早く、気づくべきだった。きみ自身が魔法だってこと。
こんばんは〜 夜ふかしチョコレートです♪
ふふふ♪ 『Magic』が届いてからというもの、あー、幸せです…♪
3人の声を、こんなにふんだんに聴けて、私はほんとうに幸せ♡
昨日なんかねー♪ 私ねー、「たくさん、アルバムを聴いてくださいね。コンサートが楽しめると思います」って、(映像特典の中の)シウミンさんに言われちゃいましてねー。
はい♡ たくさん聴いてます♪
そして、コンサートもめいっぱい楽しむ所存です♡
あとー、めっちゃ男前なジョンデくんにもー、「いい曲も多いですから、興味を持って、たくさん愛してくださいね」って(画面の向こうから)(日本語の字幕つきで)言われちゃったんですけどねえー♪
いやぁ♡ ジョンデくんにそう言われたら、断れないなぁ♪
……なんかすみません、かなりテンションおかしいですね、私。
皆さまに引かれないうちに、元に戻しますね・苦笑。
それにしても、始まりましたね!
CBXの「MAGICAL CIRCUS TOUR」!
実は、今日、Qが横浜で参戦してきました。
私は名古屋で参戦する予定なので、一応、それまで、「ネタバレ厳禁・情報シャットアウト」でいってみようかな〜と思っています。
明日も行かれる方、楽しんできてくださいね♪
「Magic」が届いた次の日、別件の連絡があってQとラインしたのですが、話は結局ボーイズのことになりまして。
アルバムを聴いた興奮のさめやらぬまま、CBX諸君への愛をいろいろと、ラインで書き送りましたところ。
Q「ちょっといったん、落ち着こう」
——となだめられてしまいました・苦笑。
そんな彼女も、「しうちゃん♡ しうちゃん♡」と書き送ってきまして。
(Qも興奮がさめやらぬ感じで、若干、壊れてましたね・笑)
Q「しうちゃんの声♡ うふ・女の子♡って感じ」
Q「ベクとジョンデにはさまれてると、そんな感じする♡」
Q「ベクは特に」
Q「野獣」
Q「ジョンデもまさに」
Q「漢」(←「オトコ」と読ませたいのでしょう)
Q「しうちゃん、大変♡ 逃げて♡」
——と、無駄にハートマークを飛ばしてきてたんですが。
そうなんですよね…
確かに、ベクとジョンデの「男性ボーカルらしい魅力」は、これまでになく、強くなっているように感じられました。
(特に、ベッキョンくんのソロ曲は、かなり「肉食獣」だったかも・笑)
それに対して、シウミンさんの歌声の可憐さときたら、いったいどうしたことでしょう。
まるで、清楚な美少女のようにかわいらしい印象があって、「うふ・女の子♡」と書き送ってきたQの言葉は、あながち、大袈裟ではないのかもしれません。
(最近、「Qちゃんみたいな話し相手がいて羨ましいです」「とてもユニークな感性のお嬢さんですね」というお優しいコメントをいただくことが多く、たいへんありがたく感じております。
その当のQは、基本的に私のブログを読んでいないのですが、この間、「Horololo」のMV評が気になって、そこだけ読んだそうで、短い感想がラインで送られてきました。
Q「『ほろろろ』が海ドラになってるやつ、読んだよ」
Q「拉致監禁されるのは、ベクじゃなくて、むしろ、しうちゃんじゃない?」
——なるほど、確かに・笑!)
ご存知のように、このアルバムには、3人のメンバーそれぞれのソロ曲が入っています。
シウミンの「Shake」(5曲め)、ベッキョンの「Ringa Ringa Ring」(7曲め)、チェンの「Watch Out」(9曲め)。
今日は、そのソロ曲のトップバッター、シウミンの「Shake」について、フォーカスしてみたいと思っています。
Shake
——真夜中近くの時刻、地下にあるその店のフロアには、深海のような青い光が満ちていた。
アルコールが生み出す喧騒の中を、シガレットの煙が漂う。たくさんの男女が体をくねらせて踊る光景を、カウンターのスツールに腰かけた青年は、自分から遠く離れたものとして眺めていた。
半年間かけて企画したプロジェクトが、今日、成功裡に終了したのだ。一人で祝杯をあげたい気分になって、この店にやってきたのだが(美味いマティーニを出すという評判だった)、どうやら店の選択を間違えたようだ。
ダンスミュージックはうるさいばかりだし、出されたグラスの中身も「まあまあ」。
これなら、さっさと自宅に戻って、深夜映画を見ながらワインでも飲んでいたほうが、よっぽど——青年がそう考えたときだった。
フロアの片隅にたたずむ、すこし怯えた瞳をした彼女の存在に気づいた。
淡い色のルージュ、小さな真珠のペンダント。ローズピンクのワンピースには、清潔そうな白い襟がついている。
刹那的な都会の時間を楽しむためのこの店には、いかにも不似合いな服装。
ちょっと強引な女友達に誘われて、断りきれずにやってきてしまったのだろうか。しきりに腕時計を気にしては、その美しい顔を曇らせている。
氷の消えたグラスを手にしているが、唇をつけるでもない。遊び慣れた男たちが気安く声をかけても、頑なに首を振るだけで、そのたびに、肩のあたりできちんと切りそろえられた彼女の髪が、さらさらと揺れた。
青い人工の光の中に浮かぶ肌がとても白い。 丹念に手入れをされて、ようやく蕾をひらかせた、薔薇の花のようなひとだ——そう彼が思ったときだった。
誰かを探すように、彼女の視線がフロアをさまよいはじめた。
あ、と思う間もなく、そのふたつの瞳が、まっすぐに青年をとらえた。
はっとした。
自分と目があった瞬間、彼女が笑ったからだ。
それまで所在なげだった表情に、ぱっと明かりがともったように。
腰かけていたスツールから、青年は、はじかれたように立ち上がった。
飲みさしのマティーニなど、どうでもよくなった。カウンターの上にグラスを置き去りにして、彼は、彼女のほうへと歩み寄っていく。
フロアで踊る男女の人ごみをかきわけ、すこし焦った足どりで。
まるで、強い磁石に吸い寄せられるみたいに。不思議な魔法にかけられたように。
彼自身にも、理由のよくわからない衝動だった。だが、そうせずにはいられなかった。
声をかける直前、彼にはもう、今夜、この店に来たことが間違いなどではないことがわかっていた。
ちがう。間違いなんかじゃない。これは。
「ねえ、きみ、よかったら」
顔をあげた彼女の瞳を、ひどく美しい、と思った。
「よかったら、僕とすこし、踊ってくれませんか」
これは、運命だ。
——今夜、この場所で、僕が彼女に出会うための。
……みたいな感じでしょうか?
この「Shake」という曲の歌詞の世界は(すみません、長くて)。
申し訳ないのだけれど、実は、やたら時代がかったピアノ+バイオリンの前奏を聴いた瞬間には、「ちょっとコレ、大丈夫なんですか?」って、思ったんですが(すみません)。
歌詞を聴いていくうちに、
「本来なら、こんな時刻に盛り場にいるはずのない彼女」
「見知らぬ女性に、気安く声をかけたりしない、真面目な青年」
「出会うはずのない場所で出会った男女」
「運命のふたり」
「怯えた可憐な女性」
「そのためらいを、取り去りたい僕」といった、さまざまな物語の断片が見えてきまして。
ロミオとジュリエット的な、このふたりの「運命の恋」には、この情熱的なバイオリンの前奏が似合いなのかもしれないなあ、と思うに至りました。
(が、まだ、若干、この前奏に関しては、「?」が頭に残ってしまってます。すみません)。
各自ソロ曲のなかで、この「Shake」のメロディが、私は一番好きです。
まるっと1曲を、シウミンさんの歌声だけで聞かせてくれたこの歌は、日本語の表現の面で、若干、「あ、ミンソクさんちょっとつらそうかも…」と感じる箇所があるのだけれど、全体を通して聴くぶんには気にならないレベルだと思う。
なぜって、楽曲として「決めなければならない箇所」では、ちゃんとシウミンさん、「キメッキメ」な感じでキメてきてくれているからです。
「Shake Shake Shake your body」というフレーズが何度もリピートされるあたりなんて、シウミンさんの声のかわいらしさが際立っていると思われませんか、皆さま?
「時計の針を気にしていないでさ
僕を信じて 悪いやつじゃないから」
——なんて言われたら、
「酒場で今日会ったばっかで、どーやって信用せいっちゅーの」
とフツーならキレるところですが、シウミンさんのかわいらしい声で歌われると
「うん♡ 信じる♡」
——ってなるのが、やはりシウミンさんの……うーん、なんでしょうね、人徳? お人柄?
……あ、ちがう、「妖精さんなところ」だ!
そうですよ、このかわいらしさは、もう人を超えてるレベルですもん!!
この曲、とっても軽やかなメロディなので、実はラストのシークエンスの
「We gonna shake it shake it shake it 」
が繰り返されるあたり、チェンチェンの高音で歌ってもらったら、さぞかし映えただろうなあ——と思わず夢見てしまったりするのですが(すみません。チェンペンなので)、でも、あれですね。
「Shake Shake Shake your body 間違いでもいいんだ Fall in love」
——なんて、チェンくんの軽快な声でさらさらっと歌われたら、もろにプレイボーイっぽくなっちゃって、
「いや、間違いは困りますよ?」
って冷たく言い返したくなるかも(笑)
「Shake Shake Shake your body 腰に手をかけて」
——ってところも、今回のソロで、「ザ・野獣」だったベッキョンくんが歌ったら
「おまわりさ〜〜〜ん!!」
ってなるかも(爆)
そして、もっと言うと。
とても不思議なお話なのですが、この歌詞で描出される「深夜のクラブに迷い込んでしまった可憐な女性」のイメージは、実は、私のなかで、シウミンさん自身にリンクしてしまうのです。
——こんなふうに書くと、多くの方の頭のなかに、「?」がともってしまうかもしれませんね。
では、もうちょっとはっきり申し上げましょう。
「強引にノリのいい友達に連れられて」この店にやってきて、「フロアの隅で怯えた目をした君」を思い浮かべようとするとき、私の想像のなかで、その人物は女性ではなく、あの可憐な瞳でこっちを見つめてくる、シウミン自身の姿になってしまうのです。
いったい、なぜなんでしょうね?
(この記事は「CBXに夢中!」29・【Xiumin】28です。)
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