「ペンミ遠征のためのノート」
ブログにコンサートレポをアップしていると、「夜ふチョコさん、よく覚えていますね〜」と読者さまから言ってもらえるのだけど、いえいえ、結構、間違ったり記憶違いだったり、忘れていたりすることもあると思います(そう思って読んでくださいね☆)
ちなみに、今回は、B6判の小さなノートを用意していました。(写真をご参照ください♡)
これは、「ペンミ遠征のためのノート」です。
チケットについての覚書とか(申込時のIDとか、パスワードとか)、移動時の電車のルートとか時刻表とか(Navi Timeよ、ありがとう)、飛行機のチケットIDとか、宿泊先についての情報とかを、控えておくもの。
なんなら「持ち物リスト」や、買い物リストもあります(「ペンラ用電池(単4)…3本用と2本用とかね)。
早い話が、ペンミに関するさまざまな情報を、この1冊のノートに集約しておいたわけです。娘のQの世代だと、すべてがスマホに集約されているみたいなのですが、私自身は、紙に自分の手書きでメモを取るのが一番ラクだし、記憶に残ります。
以前は、普段使っている手帳に、「遠征時の覚書きアレコレ」を書いていたのですが、数年前から、普段使いの私の手帳は、主に「塾の指導用」になってしまい、大学ノートの大きさがあります(その大きさがないと、情報が管理しきれないから)。
なので、持ち運びすることができないわけで、今回は、「ペンミ用」に1冊のノートを作ったわけですが、これが「大正解」だったの♡
走り書きのメモ
ペンミ直後に、私は、走り書きで、ペンミで何があったのかを、この「EXOペンミ2023.4/15-16」ノートに記しておきました。
今回の会場では、「規制退場制」が取られていたので、ステージが終わったあと、会場に明かりがついた状態で、会場に着席したままで、係員の人の合図があるまで、待機しなければなりませんでした。
その時間に、私は、たくさんのことを、ペンでメモ書きしました。
公演が終わった直後の興奮が残る状態で、座席にすわったまま、私が見たもの、Qの言葉、感じたこと、耳にしたこと、思ったことを。
今もこのノートは、私の手元にあります。
ページをひらいて、その走り書きの文字を見ると、公演直後の、あの会場にいた自分のことをありありと思い出します。
いえ、それだけではなく……飛行機の予約情報とか、ホテルの情報(値段も)、ペンミチケットのIDなどを、書き記していったページを見ると、ペンミが行われると知った2月10日(その夜に、鼻息あらく、飛行機を予約しました♡)以降の、3月、4月のことが、ありありと懐かしく思い出されます。
待っている期間、準備している期間も、「ペンミは楽しい」のです。
そして、家に帰ってきてから、「あのとき、セフンが、ああだったなあ」「ギョンスがこうだったなあ」などと、自分のメモ書きを頼りにしながら記憶をたどりつつ、ブログを書いている時間も、「ペンミの楽しさ」が続いているのです。
8人のBird
2020年の1月の末、当時大学3年生だった娘が、留学先のイギリスから日本の北の大地に戻ってきました。
それから2月の頭ごろ──うっすらと、コロナ禍のニュースが日本でもはじまりかけていたころ、Qとふたりで東京へ行き、彼女の東京での新居を設定しました。
品薄になってしまったマスクをしながらの引っ越し作業。
これから大学4年生になろうかという彼女と、大学での専攻やレポートの話、就活の準備、卒業式の着物のレンタル、などのアレコレを話しながらも、EXOくんの話もしました。
まだ2019年年末の「EXplOration」の記憶も間近な頃ですが、ギョンスペンの彼女にとってみると、あの時期は「ギョンちゃんが兵役に行ってしまった暗黒期」。
日本語曲の新曲だった「Bird」についても、彼女はプリプリしていました。
(以下、「2020.03.09」の記事から抜粋)
Q「『Bird』なんか、悲しみの極みよ。こんな名曲なのにさあ、ギョンちゃんが歌ってないのよ! それが悲しくて悲しくて」
私「あー……そっかぁ……」
Q「エーベさんに言いたい。ギョンちゃんとしうちゃんが帰ってきたら、みんなで『Bird』を録音しなおしてほしい。もしくは、コンサートでギョンちゃんとしうちゃんも入れて、みんなで歌ってくれればいい」
(抜粋、終わり)
Qの都内の新居で、彼女が使うベッドを二人で組み立てながら、こんな会話を交わしたことを、私はとてもよく覚えています。
(ちなみに、今回、この会話の話を彼女に言ったところ、『そうだっけ?』だそうです・苦笑)。
そして。
2023年の4月15日、このときの彼女の願いどおりのことが、今回のペンミで起こったのです。
ギョンちゃんとしうちゃんが戻ってきていて、さらには、スホさん、ジョンデくん、チャニョルくん、ベッキョンくんが帰ってきてくれていて、まだ、マンネズが「行っていない」状態──8人の彼らが、揃っている状態で。
4月15日の土曜日、「bird」の、あの懐かしいイントロがかかりはじめた瞬間、「おお……」と思いました。
あのとき、ギョンスペンのQが言っていたとおりの、「8人の『Bird』をやるんだ」と。
ギョンちゃんの歌声も、しうちゃんの歌声も加わっています。
みんな、いる。8人が、それぞれの表情で。
(そして、セフンが一人でしっかり歌うところが、バッチリあった!!)♡
……感動的でした。
ああ、みんな、ほんとうに帰ってきてくれたなあ、私たちも待っていたなあ。
(……今、これを書いてたら、泣けてきた。ちなみに会場では、ステージのみんなを見るのに夢中で、泣かなかったんだけど。)
Q「やっぱいいねえ。この曲」
私「うん。ギョンちゃんも、しうちゃんもいるなあ」
(「Birdの配信用のアートワーク」が、コレ▲)
ステージの上のスクリーンに、歌詞が映し出されていくので、私もQも、口ずさむことができました。
すっかり暗くなった会場(半屋外の球場だから、いつの間にか夜になっていたことに、そのころようやく気づいた)に、ペンライトの白い光が揺れています。
ステージには照明の光が当たっていて、それが、雲の隙間から光線が差し込んで、ひかりが地上に降り注いでいる「天使の梯子」のように見えます。
今回のペンミは、娘のQにとっては、EXO-LJapanからの「卒業記念」になってしまうだろうなあ、と思っています。
私と夫にとっては、宝物のような娘です。
EXOを応援しはじめたころ、北の大地で高校生だった娘も、今は社会人3年目の素敵な女性になりました。
彼女の幸せを祈りながらも、Qが遠いヨーロッパで新しい生活をするのを決めたことを、私と夫は、寂しく感じたり、心配になったりすることもあります。
(夫は、その話を聞いたばかりの頃、1週間ほど、「Rちゃん、俺、心配で心配で、夜、眠れないよ〜」と、珍しく、泣き言を言っていたくらいでした…微笑)。
でも、今、この瞬間は──8人のEXOくんたちが、こんなにキラキラした表情で、日本のファンたちのためにステージで歌ってくれている、この瞬間だけは、EXOくんたちに意識の全て集中させて、心の中に、どんな寂しい感情や不安な感情も、感じまい、と思ったのです。
ベッキョンくんの声、ジョンデくんの声。
ギョンスくんの声、チャニョルの、スホさんの、シウミンさんの歌声。
カイの、セフンの歌声、表情。
ふたたび8人揃ったEXOくんたちのステージを、8年間、EXO-Lであり続けたQとふたりでペンライトを振りながら一緒に見たこと。
この記憶は、私のなかで、ずっと光り続ける記憶になるはずです。
これからの「EXOにmellow mellow!」
一時期はお休みしていたこのブログですが、今後は、私のペースで、私自身のために書いていこうと思っています。
(なので、今日の記事からしてそうなんだけど、EXOくんたちに関係のないこともいっぱい書いちゃうと思います。つまらないな〜と思ったら、そっとブラウザを閉じて、「Turn Back!!!」してね♡)
今回のペンミの直前に、2018年に自分が書いていたペンミ記事を読み返しました。
そこには、今より5年分若かったEXOくんたちが、いきいきとした形で生きているようでした。それを綴っていた自分の気持ち、娘のQと交わした言葉も、あざやかな形で残されていました。
そして、「ああ、こういうブログという形で、そのとき感じたことを書き綴っていて、ほんとうによかったな」と思ったのです。
私自身のために。
たくさんの人たちのお目にふれる場所で、ブログを書いていますと、雑音めいた言葉を投げかけられることもあります。
このブログをお休みしたときには、そのことで心が苦しくなってしまって、お休みしようと決めました。
当時は、投げかけられるその言葉に、責任を感じて、記事を書き換えたり、消したりもしていました。
そして、そんな言葉を投げかけた人たちに怒りを覚えたり(ムカツいたなら、「読まなければいい」だけの話なので…苦笑)、あるいは、自分の書いたもののどこが悪かったのだろうかと、自分を責めたりもしていました。
でも、今の私は、そうは感じていません。
私に雑音めいた言葉をかけてきた人達は、彼ら自身の心のなかに、もともと、ネガティブな感情を感じてしまうような感性が存在していて、それを私にぶつけざるを得ない心の状況に置かれていたんだな、と理解しています。
私が書いたものとは無関係に、そういう、何らかのさびしさを抱えた人たちだったのだな、と。
「どうする? 夜ふちょこちゃん」
「私は、ネガティブな言葉をぶつけてきたひとたちのことを許さないで、腹を立て続けてもいいし」
「その反対に、彼らが『ぶつけてきた言葉』を許してあげて、私自身は、もっとラクな、楽しい気持ちになってもいい」
「私は、どっちの道も選んでもいい。どちらの道を選ぶのも、私の自由だし、私には、どちらの道でも、『選択できる』能力がある」
「どうする?」
──そんなふうに自分で自分に質問した結果、私は、「自分が楽しい気持ち・幸せな気持ちになる」ほうを選ぼうと思いました。
何かのできごと、誰かからの言葉によって、傷ついたり、嫌な気持ちになるよりも、私自身が幸せな気持ち、楽しい気持ちなることを、常に選ぶ意志を持とう、と。
自分自身への責任として。
娘のQだけではなく、私は、たくさんの宝物を持っています。
文章で情景や感情を綴る力も、そのひとつです。
そして、EXOくんたちの音楽に夢中になれる心の力も。
神様から与えてもらったギフトのようなその宝物を、私は、私自身の幸福のために使うことを、選んでいこうと決めたのです。
(2023.04.28)
追伸:昨日、YUさんのファンアートの作品を当ブログで紹介したことで、Twitterの方で、たくさんの海外エリさんから素敵なお言葉をいただきました。
いちどきに、こんなに海外エリさんと言葉を交わしたのは初めてで、おたがい、英語は第二言語なんだろうなあ、と思うのだけど、精一杯、感謝の言葉を書きました。
また、YUさんが、Twitterで、私のブログの記事を何度も読んでくださったこと、泣いてしまわれたことを書いてくださっていて、それにも胸が熱くなりました。
EXOくんの人気って、改めて思うのですが、ほんとうにグローバルなんだなあ……。
こんなにたくさんの、世界中のひとたちを幸せにするなんて、EXOくんたち、すばらしい存在だな、と感じました。
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*たぶんあと1回、ペンミのレポ記事を書きまして、1週間後に、このランキングからは、はずれる予定でいます。
*でも、もちろん、この「えくめろ」は残しておきますので、ときどき遊びにきてくださいね♡
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