EXOにmellow mellow!

EXOがだいすき! CBXに夢中な記事やMV・楽曲評、コンサートレポなど、ファントークを綴ったブログです。SHINeeについても少し。

【2023.4.15-16 EXO Fan Meeting 『The Best』レポ⑧】カイ・チャニョル

 4月16日の開場直後、3塁側の一番高いところから。

 まだ屋外が明るい時間でした。

 

カイの魔法、それから

 「Love Shot」は、メンバーいろいろ、見所があるはずのステージなのに、何回見ても、あの「Na~nananana」のカイしか、記憶に残らなくなる……

 一応、ベッキョンのターンの「Na~nananana…」のところと(あれって、ベッキョンがホント嬉しそうなのよ♡)、それから、ギョンちゃんの「People go …」のソロで歌うところ、「しうちゃんの、ちょっといけない感じのかわいらしさ」とかを、覚えているよーな気もするんだけど。

(あ。今、ちょっと「妙に一生懸命な感じが愛おしいチャニョル」も、記憶に残っていることに気づいた)。

 なんかもう、見終わったあとも、このブログを書いている今も、「Love Shot」のことを考えると「カイすごい」「カイすごい」「カイすごい」だけで脳内が埋め尽くされちゃう気がするんですよねえ。

「とにかく、この、なんというか、狂おしいほどに魅力的なカイを、どうにかしないと」みたいな、何とも言えない、焦燥感のようなじりじりした気持ちになるんだけど、この感情に名前をつけるとするなら、いったい何なのでしょうね?

 

Q「カイマジックだねえ……カイは一人だけ、とにかく、異常に目立つよね。メンバーの中で、一人だけ、全然ちがうんだもん」

私「あとさあ、今更だけど、カイの脚、なっが!」

Q「長いよ、そりゃ(笑)」

私「遠目でも、ほんと脚が長いよ〜、なんでそんなに長いんだよ〜、ありえないほどかっこいいよ〜!(←泣いてる)」

 

 Game Channelでも、Talk Channelでも、わりと素直なかんじの、青年らしい笑顔をみせてくれるひとだけれど、あのステージでカイが見せる「魔性っぷり」「化けっぷり」は、いったい、どうしたらいいんでしょうね?

(だけど、買い物したら、『カムサハムニダ』って言って、買ったものを忘れてきちゃうようなひとなんですよ!!)

 

 ステージを見ていると、ときどき、曲が終わった直後に、(どのメンバーの息の音かわからないけれど)、激しいダンスをした彼らの「上がった息の音」をマイクが拾うことがある。

 それがカイのものであるとは限らないのだけれど、私はかなりの確率で、「あ、これ、カイの息の音じゃないかな?」と思う。

 それは、曲が終わるその瞬間まで、私がカイのマジックにとらわれているからかもしれない。

 彼のステージを見ているとき、私は「固唾をのむような」気持ちになるのだけど、そういう気持ちが、「あ、この息の音、カイくんのものかな?」と、咄嗟に感じさせてしまうんじゃないかな、と思う。

 

 1日目のラストのコメントで。

「僕の方が、皆さんのことが好きです」

「皆さんが僕のことを好きであるよりも、僕の方が、皆さんのほうが好きです」

「負けないですよ? 僕のほうが、ずっとずっと、皆さんが好きですからね」

 ──と、チャーミングな笑顔で、そして、それに合わせて、通訳さんも、コミカルな口調で訳してくれていたのだけど。

 

 2日目のラストのコメントでも、カイは、1日目とよく似た内容のことを話そうとしてくれていた。

「僕のほうが、皆さんのことをずっと好きです。

「負けないよ? 負けないからね?」

(そこまでカイは、にこにこ、チャーミングに笑っていた)

 ところが次のセリフを言った瞬間、カイが、急に声をつまらせて、涙を隠そうとするようなそぶりを見せた。そして、その後の言葉を、彼は続けられなくなってしまったのだ。

「僕は、皆さんから、ずっと離れないから」

 ──通訳さんの言葉で、カイが韓国語で、そう言ったんだとわかった瞬間、私も泣きそうになってしまった。

 (泣きそうになっているカイを、隣のスホさんがなだめてあげていたの…涙)

 

 ……そうか。そうだよね。

 だって、次にステージを離れなければならないのは、きみ、だもの。

 

「僕は、皆さんから、ずっと離れないから」と言ったカイの気持ちは本物だと思う。真実なのだと思う。

 思うけれども同時に、彼の時間は、すぐそこまで迫っていることを、たぶん彼は、誰よりもよくわかっているはずだから。

 帰りの電車のなかで、夜を映し出す車窓を見ながら、カイが急に声をつまらせたことを、私は何度も思い出した。

 カイのソロコンに行ったお友達のAnkochangさんが、カイがステージで「嬉しくてたまらない、やりたくてたまらない感じだった」と教えてくれたことも。

 ステージの上で、誰よりも輝く彼が、彼の意志に反して、ステージを去らなければならないことが、ひどくせつなくて、やるせなかった。

 このペンミより1週間前に行われた、ソウルでのファンミーティング。

チャニョルのことば

「あみだで世界旅行」を見て、Qと、適当なことを言いたい放題で話していたのですが、

「この収録がバラエティであることを鑑みて、『番組として面白くなるように』と強く意識しているのは、とにかくチャニョルとベッキョンだ!」ということで意見の一致をみました。

(しうちゃんは、『自分がこの場で何を求められているのか』を意識し、ジョンデくんは『現場の雰囲気』を重要視している。スホさんとセフナは『気質が優しい』。あと、『このメンツで数学的思考ができるのはスホヒョンとギョンスだけじゃん』というのがQの意見なのだけど、私はやや異なる意見を持っている。この二人に加えて、ベッキョンもむろん、『数学的思考』なんか、お手のものに決まってるんだが、この収録を『番組として面白いもの』にするために、彼は『数学的思考なんか、できないもん』というふりをしているのだ)。

 今回のペンミでも、チャニョルは、このステージをバラエティ的に「面白いもの」にしようと、高く意識をはりめぐらせているんだなあ、と思った。そして、韓国語ではなく、日本語で話してくれる場面がほとんどだったのも、ほんとうに嬉しかった(めっちゃありがとう。日本語をがんばってくれて)。

 Talk Channelのときでも、メンバーの「笑えるエピソード」を、彼自身の日本語で「暴露」してくれるし、「Game Channel」の「クッション集めゲーム」のチーム内の作戦会議タイムで「(相手チームのメンツを)殴っていい? 殴っていい?」というセリフを、(わざわざ)マイクを通してオーディエンスに届けてくれるような、そんなチャニョルが大好きです、私。

(MCの藤田さん、『今、チャニョルさんから聞き捨てならない言葉がありましたが…』と、ちゃんと拾ってくれて、ありがとうございます!)

 「フォトフレームゲーム」のときに、カメラが待機している方向を見つけて、「こっち、こっち!」と、スホさん、ギョンス、カイくんを「リードする」背の高い体が記憶に残っている。

 「D.O.はウィンクができません」という指摘を、ばっちり日本語で伝えてくれたのも、それにこたえて「一生懸命、ウィンクをがんばってみせる」ギョンスくんも、とてもかわいかった。

 

2日目のコメントで。

 「(ライブのために)さっき、準備をしているとき、小さいモニターで、VCRを見ていました」

「最初は、『(そのVCRが撮影された)あの頃に戻りたい」と思ったけれど」

「それは、すぐに(そう感じることを)やめて」(手で、かき消す動作)

「(あの頃に)戻るよりも、新しい僕たちを、早く、新しいライブとかを、皆さんに、見せたいと思いました」

「(会場がわーっと湧いたので、焦ったように)これは、僕の勝手な期待ですけど」

「まだ、予定はないですけど」

「次はライブで会いたいです」

 ──たぶん、これは、その場でチャニョルが考えた言葉を、そのとき、そのまま伝えてくれたんだと思う。

 韓国語を話す彼が、一生懸命勉強して、差し出してくれた日本語、彼自身のそのときの気持ちを、私たちに、直接伝えてくれる言葉。

 それを受け取れたことが、何より嬉しかったです。

 日本語の勉強をがんばってくれて、きみの言葉を私たちに直接届けてくれて、ほんとうにありがとう、チャニョル。

「僕たちは、走る準備はできています」

「皆さんも、走る準備をして、一緒についてきてください」

 きみが伝えてくれた、そういう言葉を抱きしめて、私も待っていようと思っています。

 新しいきみたちに、出会えることを。

(2023.05.02)

 

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