EXOにmellow mellow!

EXOがだいすき! CBXに夢中な記事やMV・楽曲評、コンサートレポなど、ファントークを綴ったブログです。SHINeeについても少し。

【Tempo・MV評(4)】【EXO『エロ度』番付・横綱はダレだ!】

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 女性の繊細さと、男性の露骨さ

 

  この記事は、下記の記事から続いています。まだお読みでない方は、よろしければ、そちらもあわせてどうぞ。 

 【EXO「Tempo」MV評①】スホ・ベク・チャニョル・チェン・カイ

 【EXO「tempo」MV評②】セフン

  【EXO「tempo」MV評③】4つの部屋【チャニョル・ジョンデ】

 

 こんにちは〜♪

 秋の夜長、EXOくんたちが好きすぎてしんどい、夜ふかしチョコレートです♪

 

 まずは、MVを貼っておきますね♪


EXO 엑소 'Tempo' MV

 

 あとね。

 もう皆さま、すでにご覧になってらっしゃると思うけれど、数日前に発表されたメイキングはこちら。


EXO 엑소 'Tempo' MV Making Film

 

 私、これを見て、結構驚いたことがあります。それは以下のシーンなんだけど。

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(ガンを飛ばし合う、キムジョンデ捜査官とパクチャニョル容疑者。♡)

 

 私、ここの「ジョンデくん+セフナの窓」のところ、チャニョルがいる尋問室とは別録りで、あとから映像をはめこんだと思ってたんですよ。たけど、実際にセットが、この位置関係で組まれていたんですね……。

 

 さて。

 これほど繰り返しMVを見ているにも関わらず、私、ジョンデくんの声を聞くたびに、うっかりすると、泣きそう(あるいはマジで泣くときもある)になるんですが、これは、いったいどうしたことでしょうか?

 去年の「KoKoBop」のときは、こんなにセンチメンタルにならなかったのに、今回のカムバでは、なぜこんなに涙がこぼれそうな気持ちになっちゃうんだろう。

 

1. ひたすらにエロい曲調(←)だった「KoKoBop」と異なり、「Tempo」のメロディラインは、わりと「せつない系」だから(そしてそれが、ジョンデくんのロマンティックな声で歌われてしまうから)。

 

2. マンネの成長を感じて、胸がいっぱいになる。(←セフナ〜〜〜・涙)

 

3. 1歳ぶん、(自分が)歳を食ってるので(苦笑)、涙もろくなった(←カムバ当日がセンイルだった夜ふチョコ。素敵なメッセージを贈ってくださった皆さま、ありがとうございました♡)。

 

4. ものすごく待たされたカムバだから(待ってたんだよ〜〜泣)。

 

5. 「チャン・イーシン」ももちろん素敵なのだけれど、やはり「EXOレイ」を切望していたので、涙腺を刺激されてしまう。(←これにはご賛同くださる方が多いと思うんですよね〜)

 

6. コンサートに何度も行ったせいで、EXOと私の間にたくさんの思い出ができてしまった(いろんな場面が走馬灯のように脳裏をよぎるんですが、これがかなり、来る)。

 

7. シウミンさんの姿を見ると、なんかもう、それだけでいろいろと泣けてくる。

 

 ——など、いろいろその理由はあると思うのですが、特に、7番目に挙げた理由が、個人的には相当やばい。

 

8. 彼が意図せぬもの

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Q「しうちゃんはエロくしようと思ってないのに、結果的にエロい。あ、いつもか」 

 

 ——Qは上記のようなことを書いてきたのですが(すみません・苦笑)。

 

 この彼女が書き送ってきた文言を目にして、私は、はた、と膝を打ちました。

 そうか……!

 「エロくしようと思ってないのに、結果的にエロい」。

 このことが、シウミンさんしか持っていない、「特別な色」の本質をついているのだと、蒙をひらかれた思いがしたのです。

 

    *

 

 ふだん、私はこのブログを書くときに、あまり「エロい」という単語を使わないようにしています。(いや、近頃はそうでもないか…苦笑)。

 実はこの言葉、私がEXOくんたちを見ているときには、かなり頻々と私が抱く感想のなかに出てきてはいるのです。

 しかし、この「エロい」という語は、非常に直截的なニュアンスを持っているために、安易に使ってしまうと、その強烈な色彩だけで、文章の印象が塗り固められてしまいがち。ゆえに、「エロい」という言葉を安直に使ってはならない、という自分ルールを課しているわけなのですが。

 今日は、この稿で、シウミンさんの魅力について分析しようと思っているのですが、構想を練るうちに、この「エロい」という語を抜きにしては、彼の魅力を語れないことに気づきました。

(そーゆー種類の魅力なんだと思うのね……シウミンさんの魅力って、とどのつまり……)

 

 そこで!

 今日だけは、自分に課している禁を破り、まずは「EXOボーイズの『エロ度』」について考察し、そのプロセスを経たのち、シウミンさんの「エロ度」について考えてみることにしました。

 というわけで、まずは「EXOボーイズ『エロ度』番付」のご紹介から♪ 

 さーて、栄えあるEXOの「エロ度」横綱(どすこい!)は、どのメンバーかな??♡

 

 (……あ、皆さま、ついてきてくださってる?・苦笑)

 

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EXO「エロ度番付」

 

〜〜「彼のエロ度」とは何か?〜〜

 

 まずは、この「エロ度番付」の主旨からご説明いたしましょう♪

 この「エロ度」というのは、そのメンバーがエロいかどうか、という基準軸による評価を示すものではありません。

 言うまでもなく、「彼がエロいかどうか」という命題は、「彼をエロいと感じるかどうか」ということとほぼ同義であり、すなわち、語る個人の主観に大きく委ねられている種類の事柄です。ですので、ここで、「彼がエロいかどうか」という問題は、いったん、横に置いておきます。(注1)

(注1 だって、メンバーみんな、二十代前半〜後半の、選び抜かれた容姿のボーイズですもん。全員、何をどうやっても、ほぼエロいに決まってますから、「彼がエロいかどうか」を論じてしまうと、「結論・みんなとてもエロい」になるのは目に見えてるわけでしょう?・笑)

 私がここで「エロ度」という言葉を使うとき、それは、「彼が『エロ的表現』を、パフォーマンス中で、積極的に使うかどうか」を示す指標として使用しています。

 官能性に直接結びつくような「性的なニュアンスのアピール」を、ステージやMVでのパフォーマンスで、どれほど積極的に取り入れているか。「エロ表現」を彼自身の武器として使用するかどうか。——それが、「彼のエロ度」です(←真顔で)。

 

 じゃ、エロ度の「十両」から「横綱」まで、EXOくんたちの「エロ度番付」(by よふチョコ)を発表しちゃいます♪

 

(……ここまでに「エロ」という単語を何回使っただろうか…苦笑)

 

1.  エロ度番付・「十両」

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 まずは下の「証拠写真」をご覧ください。

 

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 みなさまご存知の通り、2019年の公式「Season's Greetings」なわけですが。

 メンバーみんな、「シャツを着忘れてきた」のに、ギョンスくんだけは「忘れてなかった」! 

 スタイリストさんが「あえてシャツを用意しなかった」のに、ギョンスくんだけ「マイシャツを持参」!(なのか? 笑)

Q「こういうときにも、一人だけ、あえてシャツを着る」

Q「それがギョンスクオリティ」

Q「まじ推せるわ」

 この写真を私に送りつけてきたQは、このような文言を添えてきたわけですが。

 ——ギョンスは脱がない。決して。(←大文字指定で)

 「僕はあんまり、そういうこと、ファンの皆さんの前でしたくないんですよね……」的な慎み深さと、「それに僕、あまりそういうのが似合うタイプでもないですし……」という彼の奥ゆかしさが、確固として作り出している「ギョンス・クオリティ」。

 肌の露出に関して消極的なギョンスくんは、「エロ的表現」に対しても、同様に奥ゆかしくて慎み深い。でも、ギョンスくんは、むしろ、そうこなくっちゃ♡

 というわけで彼の「エロ度」番付は、メンバー中最下位の「十両」。

 

2. エロ度番付・「前頭」

 

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 その「好青年」のイメージが、彼をして、「エロ的表現」から逆行させているのがうちのリーダー。

 彼が体現する「折り目正しいハンサム」「ええとこの御曹司」「素敵な年上の彼氏」感等々、エロを積極的に志向しない、「エロ度」の低めの「正統派クラシカルハンサム」のスホさんが、リーダーというポジションにいてくれることで、EXOはある一定の品位を保っているのだと言っても過言ではないでしょう。

 ゆえに、そんなスホさんが「EℓyXiOn」で、「セクシーダンス@『Play Boy』」を担当して正解だったと思うわけです。スホさんがやったから、「きゃあ♪  スホさんったら、大胆♡」ですんでいたのですから。あれを、たとえば、EXOのセクシーダイナマイツ☆のカイくんだのセフナだのがやっていたら、コンサート会場が無法地帯と化していましたよ笑。

 私は、「スホさん」ではなく、彼が「キム・ジュンミョン」の顔を垣間見せる瞬間のほうにエロさを感じることが、ままあるのだけれど、「スホさん」としてのエロ度は「幕内前」。でも、それがスホさんの素敵なところ♡

 

3. エロ度番付・「小結」

 

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 このひとも、彼が本来的に持っている「健全さ」が邪魔をして、エロ方向への表現があまり似合わないメンツのひとり。しかし、むしろそれが正解であるのが、チャニョルのチャニョルらしさ。

 EXOの2大美青年ズの一人であり、しっかりと男性性の強い容姿を持っている彼が、ある一定の品位を保つようにして、「エロ表現に無駄に挑戦しない」ことが、EXOの「王子様」感を作り出しています。そういう意味で、このひとの「エロ度低め」は、あるべき姿だし、これからもチャニョルくんには「エロ度小結」の位置にとどまり続けてほしい。

 ただし!

 「チャニョル」+「楽器」は、ご存知のように、突如として「エロ警報」が発令されるので、皆さま、お気をつけになって。

 

 

4. エロ度番付「関脇」

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 「ちゃんとした家庭で、きちんと育てられた息子」感・「普段の『いいやつ』っぷり」「アーティスト気質+頭の良さ」「困り眉+唇のはじっこがきゅっと上がっる、笑顔の愛らしさ」などなど、エロに逆行するこのひとの持ち味が、ジョンデくんの「エロ度数」を、わりと穏当なものに落ち着けているわけです。ゆえに彼は、「エロ度関脇」に認定。

 このひとは、顔立ちが非常にはっきりしているうえに、とても個性的。特に、「トレードマークの困り眉」と「大きな二重のつり目」+「長い睫毛」は、料理次第で、ものすごくエロ表現が似合うし、もっと挑戦してもいいんじゃないのかな〜と思っているんだけど、うーん、彼本人が「積極的にエロ表現に挑戦すること」を、まだ自分自身に許してない感じがするんですよね…

 でもね、でもね! 

 今回の彼のあの襟足(夜ふチョコ的には、「ジョンデが性別を越境するために必要なギミックだった」という位置付け)、彼ご本人がアイディアを出し、スタイリングなどにも積極的に意見を出したという情報を知って、「おお……」と思いました。

 おお、やるじゃないか、キムジョンデ……きみも、エロスで攻めてこようとしているんだな……胸のボタンもがっつりと開けてきてるしな……(上の写真参照)。

 というわけで、二十代後半に突入した、彼のこれからの可能性を評価して、ジョンデくんのエロ度数は「関脇」。

 それと、何度か書いているんですが、このひとは歌唱時に「目を閉じて、眉をひそめ、顔をくしゃりと崩して歌いあげる」タイプ。

 あれをやられると、とたんにジョンデくんのパフォーマンス中のエロ度数がポーンと跳ね上がって、危険ゾーンに突入します。特にジョンデペンの私にとっては、あの「困り眉を、さらにぎゅっとひそめた、歌い上げるときのせつなそうな表情」+「閉じた目のまつげの長さ」は、相当に心臓に悪い。本当に悪い。

 英語の慣用表現で、男の人の魅力にうっとりとしている女性の状態を「one's knees are weak」(直訳すると「膝が弱くなる」)というのだけど、私、コンサート会場で、チェンチェンの歌い上げっぷりに「へたりこみそうになる」瞬間が何度かありました。

(え? 単にそれは夜ふチョコの「体力不足+年齢」によるものだろうって?・笑)

 

5.エロ度・東の「大関」

セフナ

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 ジョンデくんが、「私立文系3教科型受験」のように、歌唱時の表情において特化されたエロスを放つなら、セフンは「5教科7科目型受験」の国公立難関校のように、360度・上下左右まんべんなく、全方位的に高いエロス偏差値で攻めてきています。

 「国語と英語と日本史だけ一生懸命勉強すればいい」ってわけじゃないのね、うちのマンネの場合。国・数・英・理・社の5教科7科目、数学なんて「数Ⅲ」までやって、センターで得点率80パー取らないと、セフナのエロスに出願できない、そういうメンバーなんですよ(どんな比喩)。

 彼は「脱ぐ」。ステージで、そして雑誌のグラビアで。

 いさぎよくすっぱりと、びしっとばきっと美しい上半身をさらけだす。自分が「脱ぐ」ことの意味とその価値を、彼はきちんとわかっているし、それを武器にしてもいいんだと知っている。

 肌を露出させたこのひとの体を見ると、「ああ、セフンは生きている」と私はよく考えます。

 なめらな肌の下に、しなやかそうな筋肉と、(女性とは根本的に異なる)男性的な輪郭を作り出す骨格があって、そうして、身体中に、赤く温かな血液がめぐっている。——そういう、彼が「生きている」ことを強く意識させるような体。そして、それがセフンの身体の魅力の根幹だと思うのです。

  美しい容姿にさらに鍛錬を重ね、より美しいものに磨き上げて観客の前に差し出してくれるセフナは、横綱前の最高位、「エロ度」大関に認定。どすこい!

 

6. エロ度・西の「大関」

カイ

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 さて、皆さまに、ある実験をしてほしいのです。

① 一人きりになれる、とても静かな場所へ行ってください。

② 上のカイくんの写真を10秒間、じっと見つめてください。その際、何も言葉を発してはいけません。

③ ②の後、おもむろに5回、「カイくん」(ジョンイン、ジョンイナでも可)と、彼の名前を唱えてください。

 

 ——どうですか?

 5回目に「カイくん」と口にしたとき、とっても「あまずっぱい気持ち」になったんじゃないですか?

 皆さま、それが「アジアの初恋の味」ですわよ!!!

 

 小麦色のなめらかな肌が、はちみつ色の淡いひかりをまとったように、誘惑のシグナルを出しているひとです。

 青年らしい闊達さに満ちた肢体を持っているのに、ときどき、ほんとうにときどき、カイは、頼りない、年端もゆかない少年の表情をすることがあって、そんなとき、私の胸にはどうしたらいいかわからなくなるくらい、「あまずっぱい」気持ちが胸にこみあげてきます。

 そして、そんなEXOのセンターは、わりといつも、シャツのボタンを「開こころ・オープン・マインド」。ジャケットの下のシャツも「あ、ぼく、着てくるの、忘れちゃいました☆」がデフォルトだし、ジャンパー・パーカーの類も、「片肌もしくは双肌ぬぎ」が彼のセオリー。

 今回のMVでも、非常に丈の短いトップスを着たうえで、あの「腰前後ダンス」、すなわち「計算ずくの腹チラ・戦略としてのへそ出し」を披瀝してくれたカイくん。

 自分の小麦色の肌が放つ「誘惑光線」(←古い)の威力をはっきりと理解したうえで、戦略的に使用することを厭わない、EXOのセンター(24歳)のエロ度数は「大関」、来場所は、ぜひ綱を取りに行ってほしい!

 

なぜ、マンネズ二人は「大関」にとどまっているのか。

 さて。

 ここまでをお読みの皆さまで、「えー、どうして、カイくんとセフナがEXOのエロ度横綱じゃないの?」とお思いの方もいらっしゃると思うのです。

 だって「Baby Don't Cry」で「白シャツ・ビッシャビッシャ」でのダンス・パフォーマンスに始まり、このマンネラインの二人は「性的なニュアンス」のパフォーマンスを担当することがとても多いし、肌を露出させている割合もかなり高い。

 「彼のエロ度」を、「彼がどれほど積極的に、パフォーマンスにエロ的表現を取り入れているか」と定義するなら、実は、このマンネズの二人は、東と西の横綱にランク付けするべき、なのです。

 そうせずに、セフナとカイの「エロ度」を大関に据え置いたのは、彼らのエロ的表現は、「その美しく若い肉体に大きく依拠したもの」であるからです。

 旬の果物には何の手も加えずに、そのまま齧りつくのが最良の味わい方であるように、旬の青年であるセフンとカイが放つ官能性は、下手に加工したりせずに、彼らの存在感そのものを味わうべき種類のものなのです。

 けれども、それゆえに、マンネズのエロティックな表現は、「タナトス」を感じさせにくい、という二律背反を内包しています。「生きている体の、体温のある美しさ」「アジアの初恋」である彼らの官能的な表現は、エロスの不可欠要素である、倒錯的あるいは頽廃的な魅力——すなわち、「タナトス」を欠いたものにならざるを得ないからです。

 

 じゃあ、彼らのエロ的表現に、「倒錯性・頽廃性」でドライブをかけて、強い推進力を得て「エロ度・横綱」の位置に昇りつめたどのメンバーなのか、と申しますと。

 それは、これから以下で述べる、この二人のメンバー、なわけですよ。

 

7. エロ度 東の「横綱」

レイさん

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 もうこの写真だけで、たまらんほど、エロ〜〜〜〜い!!!(壊れた) 

 デビューの21歳時点ですでに、はっきりと「完成された大人の男性」の体と色っぽさを持っていたレイさんは、その後もごく順調にエロス方面を熟成させ、いまや、その存在自体が「ボーイズアイドルグループ」の枠組みに収まりきらないほどになってしまったのかもしれません。

 貴公子然としたノーブルなたたずまいが、甘いカクテルのように目くらましをかけているだけで、このひとのダンスの本質が、相当に「大胆」かつ「露骨」なのは(むろん、それが大正解なんですけどね)、皆さまよくご存知のとおり。

 いやー、なんていうのかな……私、このひとのステージ映像を見ていて、「うわー…」って思って、素で目を伏せてしまう瞬間が何度かありますもん。

(あとはマンネのダンスがそうだなあ。カイくんのダンスが「視線を奪う」なら、セフナとレイさんは、「目を伏せさせる」んですよ!!)

 不惑をすぎて早幾年、もう惑ってなどいられない、大人も大人、大人どまんなかの私の頬を、小娘のように赤らめさせてしまう、悪〜〜〜い男がレイさんなんです。ああ、いけないわ、レイさん!

 

8. エロ度 西の「横綱」

 ベッキョン

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 恵まれた長身+美貌を、臆面もなく使って「きわめて男性性の高いエロス」を放ち、「東の横綱」の位置についたのがレイさんだとすれば(ごっつあんです!)、それとは裏腹に、「西の横綱」ベッキョンくんは、「見ている私のほうを『男』にする」ような、非常に特異な質感のエロスを放っていると思うのです。

 

 実を言うと、ベッキョンくんは、レイさんやマンネズのように、性的なニュアンスの濃厚なダンスをするわけでもないし、肌を思い切り露出させるわけでもありません。

 ていうか、一度、2016年のどこかのステージで、ベッキョンくんがシャツのボタンを全開にして、上半身をはっきりさらしたことがあるんですが、私はその写真を見たとき、全然、嬉しくも楽しくもなかった。「ああ、そう、ふーん」としか思わずに、その心の動きに自分でもわりとびっくりしました。だって私は、ベッキョンくんのことを、「EXOのなかで最高にエロい男」(←もちろん褒め言葉)と評価していたので、その彼が上半身をさらしたなら、「どんだけわくわくしちゃうのかな〜♪」と考えていたから(←)。

 そこに至って、私は、自分がベッキョンから感じているエロスが、他のボーイズたちから感じているエロスとは異なっていることに気づきます。

 まず、それは主として、彼の歌声の魅力から発生しています。……このひとが一番エロいもの、それは彼の歌声です。特に、あのハスキーな声でファルセットを出されると、もうどうしたらいいかわからないくらいに、エロくてエロくてたまらない。

 そのエロさは、ジョンデのクリスタルヴォイスの魅力と好対照を成しています。——チェンの声が「憧れのお兄さん」のようなロマンティックさをたたえて、私のなかの少女を呼び覚ましてしまうのだとするなら、ベッキョンのハスキーな歌声は、私の中の「男」を刺激するのです。

 そしてそれは、男性性の高いレイのパフォーマンスともコントラストを成しています。レイさんが、「彼に略奪され、蹂躙されたくなる」ような危険な魅力をたたえているとするなら、ベッキョンの歌声の魅力は、「彼を略奪し、蹂躙してみたくなる」ような、私のほうの視点の「性を越境させる」、非常に不可思議な、そして強烈なものを持っているのです。 

 

じゃあ、シウミンさんの「エロス」は?

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 ——さて。

 ここまで、シウミンさん以外の、EXO ボーイズ8人における「エロ度・番付」を語りながら、メンバーそれぞれの「エロの方向性」について、考察を重ねてきたわけですが。

 シウミンさんのエロスを語るためには、それが必要だったからです。

 それはなぜかと申しますと——

 

 

 ——と言ったところで、「以下、次号に続く!」となります……

 (すみません! だって、ここまででもう、原稿用紙20枚は軽く超えてるんですよ…)

 

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