コンサート1曲めの「Eve」で、ベクのパートをひきついですぐの箇所、かなり複雑なアレンジをほどこしてあったラインで、きっちり歌い上げているのを聞いたとき(声量も充分だった)、スホはほんとうに歌がうまくなったんだと、胸がどきどきしました。
(2日間とも、まったく歌声がブレることがなかった。今思い出しても、胸が熱くなる)
心につよく響く声でした。
スホのソロパートは「Play Boy」。
みんなでスーツを着て、バーみたいなセットでいくつかのナンバー(Touch it とかChillとか)を披露したあとの流れで、彼と(ダンサーさんたち数名)だけが残って、この曲のイントロが流れました。
会場にいる誰もが、反射的に、この曲を作ったジョンヒョンのことを考えたと思います。
スホの御曹司然としたハンサムな容貌には、こういうクラシカルなスリーピースのスーツはやたら似合う。
男の人が本来的に持っている格好よさとか美しさを、非常に正当なかたちで引き出すから。
テーブルの上で踊るところは(場所もテーブルだったし)、いわゆるひとつの「exotic dancer」のよう。
(注1・どういう意味の単語か、ご存知ない方は、あの、ググってみてくださいね。「異国風のダンサー」という意味の裏に、もうひとつの意味があるのですよ、うふふ。たまたま、「EXO」って綴りが入っちゃってるけど、それはあんまり関係ないw)
(注2・あ、でも、もちろん、脱いだのはスーツの上着だけ。安心してください、ベストもワイシャツも脱いでないです。ちゃんとズボンもはいてますw うちのリーダーですもん!)
途中、テーブルで仰臥して、(スホさんにしては)思い切ったほど濃厚なダンスを続けていく場面があるのだけど、そのときはあおむけの彼の真上からカメラに撮られるんですよ……それがモニターに大きく映し出されたとき、会場が「きゃあ♪」みたいなどよめきで包まれました。
(見ていて困ってしまうくらいの「あからさま」な感じ。皆さま、お気をつけになって、スホさん、最近、攻めてきてるから・笑!)
この曲を披露してくれた感想として(23日も、24日も)、「僕にとってとても意味のある曲を、皆さんの前で披露できて嬉しい」ということをスホは(韓国語で)言って、(会場の通訳さんが日本語に直して)くれたのだけれど。
スホは、それ以上の言葉を使って、ジョンヒョンのことについて言及しませんでした。
あの悲しい別れについて口にのぼらせてしまうと、どうしてもコンサートの特別な楽しさが損なわれてしまう面があるから、はっきりと言葉にしなくてよかったと思う。
けれども、会場にいる誰もが、スホが「play boy」をパフォーマンスしていたとき、この曲の作者について、思いを馳せたと思うのです。
たくさんのひとのそういう気持ちとか祈りは、かならずジョンヒョンが今いる場所へも届くはずだから、EXOのリーダーの彼が、こういうかたちでオマージュを捧げてくれたくれたことは、(偶然の産物とはいえ)すばらしかったと思う。
この曲を選んで、練習しはじめたときには、それが「追悼」になってしまうなんて、思いもよらなかっただろうけれど。
「キメ顔」をしているときよりも、大きく笑ってくれているスホさんのほうが、私は断然好き。
あのハンサムな顔を「くしゃっ」と崩して彼は笑う。
心からくつろいでいるみたいな、いい笑顔。
そういう素敵な笑顔を、ステージの上で、たくさん見せてくれた(特に23日のほう。カイの「ズボン大事件」があったので)。
ふふふ、もう皆さま、リーダーへの恋に落ちてしまうといいですよw
私なんか、とっく、ですけど♪
(2017.12.25)
(この記事は「コンサートレポ」③・「Suho」⑤の記事です。)
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