A melody in his pocket, a romance on his lips.
メロディは彼のポケットに、ロマンスはその唇に。
こんにちは〜 夜ふかしチョコレートです。
見ましたよ、皆さま…
(胸をわなわなと震わせながら)
おそらく、これをお読みの皆さまよりも、かなり出遅れている感がありありなのですが、「さいたまスーパーアリーナ」公演を収録した、WOWOWの放送をようやく見ることができました。
0. こんなはずでは
なんかね、こんなはずじゃなかったの……
実は私、もう6回も(福岡×2回+さいたま×2回+京セラ×2回)同じコンサート見てるくらいなわけですから、コーヒーを淹れて、チョコレートクッキーでもかじりながら、自宅のソファでくつろいで見る予定だったのですよ。
なのに、はっと気づくと、いつのまにか画面に対して前のめりになってて、手を握りしめて視聴していたの。
おまけに、バカじゃないかと思うけど、また泣きそうになってますしね、私…(涙)
観客のひとりとして、コンサート会場にいたときには(遠すぎて)見えなかった、EXOメンバーたちの多彩な表情。
それを、ひとりひとり、ちゃんとテレビの画面を通してつぶさに見ていると、まったく別の物語を見せてもらったような気もします。
あのコンサート会場で得たものとは違う種類の感情(と、感傷)が、胸につよく迫ってくるような気がして。
それと同時に、あの場所で得ていた非常に強い興奮も、確かに私の胸のなかにはまだ残っていて、それをまざまざと追体験するような感覚もありました。
よく知っているストーリーを、まったく新しい物語として目の前で繰り広げられたような、すごく不思議な1時間半でした。
というか、見終わってまず、ひとこと、叫ばせてください。
私、チャニョルがこんなにかっこいいなんて、聞いてないですけど!!
1. 【Chanyeol】ちょっとこの俺、見てくんない?
ちょっと待ってくださいよ…(頭を抱えつつ)
チャニョルが美形なうえにハンサムで、背も高くて足も長くて、低音ヴォイスも甘く響いて、おまけに日本語も積極的に喋ってくれる「すごくいいヤツ」で、そのうえ、かっこよくてイケメンで、120%アイドルな容姿をしてることなんて、「何を今さら」なのに。
テレビ画面を通してあの痩せぎすの長身で踊っている彼を見ていると、このひとの格好よさが、とつぜん、あり得ないくらいの強さで胸に迫ってくるんですよ。
画面をはっきりと見据えるようにしてアピールすることを、わりと多用するタイプのひとなんですが(チャニョル以外では、カイとスホがよくやる)それがこれほど「キメッキメ」な感じで決まるのは、チャニョルがぶっちぎりで1位だったと思うのです。
それ以外でも、チャニョルの画面上での表情のアピール力っていうのはすごい。
曲の中の彼の「見せ場」、カメラが彼を「抜いてくる場面」になると、このひとは、「ハンサム」+「長身」という武器を、ひどくあからさまに使いだして、「ちょっとこの俺見てくんない?」的なアピを、全力でやりはじめる。
そのくせ、くどくも嫌らしくもならずに、「きゃあ♪ チャニョルかっこいい!」としかならないのは、フォトジェニック・アイドルの面目躍如。
あのですね……私、チャニョルがこんなにあからさまに格好いいなんて、ホント、聞いてないんですけど!(逆ギレ)
まだ恋愛というものをしたことのないような、ローティーンの少女がこの番組を見たなら、1時間半後にはすっかりチャニョルに恋をしちゃってるんじゃないか。そういう種類の強烈な格好よさ。
いやもう、なんで? なんでチャニョルとつぜん、こんなに格好いいの?
2. 【Xiumin】「きれい…」がずっと続くひと
このひと、いつカメラが抜いてきても、「きれい…」がずっと続く、んですよ…
誰か別のメンツをメインで撮ってて、シウミンが横に写り込んでいるようなときでも、常に常に、このひとはきれいなの。そして、ただ一生懸命踊ってるだけじゃなく、パフォーマンスにあわせた表情をきちっと作ってるひとなんです。(すごいと思う)
ステージングの力というのかな、ダンスの巧拙だけでははかりきれないような、強烈なパフォーマンス力が彼にはある。
8人の中でも小柄なほうの彼なのに(でも、ミンソクさんって、ほんとに顔が小さくて、身体のバランスが格好いい…身長に対して脚が長いんだと思う)、その身体は舞台の上でひどく雄弁になって、私の視線を奪う瞬間がどんどん繰り出されてくる。
そして、その彼が浮かべてくる表情の豊かさ、多彩さ、愛らしさ。
(いやもうだめ…好きすぎて泣きそう…)
テレビ画面上で見ると、シウミンさんって、かわいいし童顔だけれど、やはり非常に「大人の男性」なんですよね…
なんでそんなことを書くかというと、このひとのパフォーマンスを見ていて、つくづくと——(うーん、この単語を使ってしまってごめんなさい)「シウミンさん、エロい…」と思ってしまったからです。
ご存知のように、男性性を全面的には出してこないタイプのひとだけれど、それなのに、ステージ上の彼の魅力は、ひどく官能的な方向へと振れていく。「男性」を志向しているわけではないのに、非常に性的な存在である、というこの不可思議さ(ほんとうに、どうして!?)。
口をひらけば、真摯にファンへの感謝を口にする、真面目で謙虚な人柄が伝わってくるシウミンさんなのに、なんなんでしょう、ステージ上でのパフォーマンスする彼の、この「エロさ」。
——すみません、こういう、あまり品のない単語を彼に対して使って、ご不快に感じる方もいらっしゃると思うのだけれど。
今日、テレビの画面上で見たシウミンは、この言葉が持っている、かなり際どいくらいの強烈なインプレッションを有していたと思うのです。
それはたぶん、彼の(韓国の数え方だと)二十代最後という年齢による「成熟」が作り出す印象だったのだと感じています。
私ねえ。
……ミンソクさんに、芸能界から遠ざかる例の期間に、行ってほしくないって、今日ほど強く願ったことはなかった。このことを、あまり考えないようにしていたけれど、今日はほんとうに強く願ってしまった。
なぜって、ミンソクさんは、今、こんなにきれいで輝いているのだもの。
こんなに素敵なひとを、私たちから奪う期間を作らないで。
そう願ってしまった。
3. ほかのメンツのà la carte
① チェンとギョンス
このふたりは、歌い上げるときに「顔をくしゃりと崩して歌うタイプ」。
眉をひそめる、目をつぶる、など、顔の表情を大きく動かして歌いあげるふたりです。(あとはチャニョルがそのタイプ)。
私は、このひとたちの「眉をひそめながら熱唱する」ときの顔に、ものすごーく弱いという自覚があるんですが(特にジョンデくんのその表情には、常にやられっぱなし)、今回も例にもれず、やられっぱなしでした。
ていうか、二人とも大人になったんだなー、としみじみと思った。
②チェンとギョンスの逆で、「顔を崩さずに歌う」のがスホ・シウミン、それからベッキョン。
この三人だって、それなりに口も大きくあけるし、まなざしも「作り上げてくる」わけですが(特にスホさんとシウミンさんの「表情の作り上げ方」が非常にこまやかで素晴らしい)、ベッキョンはわりに「おすまししながら」歌っちゃうのよね…いえ、そんなベッキョンくんも、とてもかわいいのですが。
(ただし、あのう……今回、ベクに関するカメラワークについて、ちょっと「ムムム……」と思うところがあった。「ちょっとー、ここはベクの歌い出しから彼を画面にしっかりとおさめるべきなんじゃないのー?」(いちファンの勝手な言辞だと聞き流してください)と思う箇所が何回かあって、特に「boomerang」とか「Sweet Lies」あたりの、「ベクがボーカルで決めてくる(はずの)歌」でそう思ったのだけど、とにかく全体的に「ベクの『抜き』が足りない」。
QはWOWOWのオンデマンドで見たのだけれど、「会場全体の『引き』を、こんなに撮る必要あるのか? もうちょっとステージを写してほしい」と言っておりましたが、私もまったく同じことを思ってしまいました。
うーん、なんでこんなカメラワーク? 「DVDを買わせるためのSMさんの戦略」? これがホントの「SMプレイ」?(苦笑)
ちなみに。WOWOW放映分は、「ソロパートとMC、全部カット」です。スホさんのセクシーダンスも、カイくんの『I See You』とかもすべて、ナシ)
スホさんは、カメラに向かって「アピールする」力が、わりと強いひと。そのアピールするときの表情もかなり「決め球をいろいろ用意してある」感じで、なかなかにグッとくるかんじです。(彼は「ステージでの自分の見せ方」「カメラでの撮られ方」について、相当考え抜いているひとだと思う)。それはよかったのだけど、なんでバックステージインタビューが、彼だけ、なかったのかなあ?
なんらかの事情があるのかもしれないけど。うーん。
③ カイとセフン
テレビ画面で見ると、カイの「前髪さらっさら」な感じがすごーくよかった。
セフナのほうは、例の「前髪もっさりパーマ」がかかってるときの映像で、イギリスのジュブナイル小説とかに出てきそうな「ちょっと内気な男の子」みたいな感じで、すごくいい。
ふたりとも画面で見ると、笑顔が素敵だなー。(あと、セフナの肌がきれいすぎて、ちょっとどうしようかと思うほどだった)
ただし、さいたま公演の帰り道、「カイくんの前髪がちょうどいい長さで、カッコよかったね」「セフナの前髪パーマは、大正解だったね」とQに話しかけたところ、
Q「ちょっとー。ほかのメンバーの『前髪賛美』を、今、ドペンの前でしないでほしい」
私「あら。気がきかなくて、ごめんなさいね」
Q「そーだよ!! うちの子(ギョンスくんのこと)、『スッキリ!』に出たら『EXO・メンバー・坊主』で検索かけられてて、それがまたtwitterで話題になってるぐらいなんだから!!」
(2018.04.05)
(たくさんのコメントをいただいていますのに、お返事していなくてほんとうにごめんなさい。でも、とても嬉しく拝見しております。ありがとうございます)
(この記事は、「コンサートレポ」15・「Chanyeol」14・「Xiumin」18です)
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