皆さまこんばんは、夜ふかしチョコレートです♪
うふふ、EXO-Lの皆さまにおかれましては、いろいろチェックしなくちゃいけないボーイズのアレコレが怒濤のようにあって、お忙しくも充実した日々を過ごされていると思います♪
そんななか、ついに公開されてしまった『Electric Kiss』。
ご覧になられましたよね、皆さま(くくく)!
というわけで、夜ふチョコ的「勝手にファーストインプレッション」をお送りしたいと思います!
①【Baekhyun】薄い! ベクが薄い!
あのですね、まず、驚愕するほどベク(の印象が)薄かった…
歌い出しも、最後に滑り込むように入って来る印象的な笑い声もベクなのに、「どうして?」というほど、MV的にはビョン・ベッキョンさんの印象が薄かった……
まずもって、彼の顔のアップのソロショットが、まるっきり、ない。
ほかの7人は、すべてあるのに(チャニョルとか、むちゃくちゃ多いじゃないですか)。
黒髪は似合っていたと思うんだけど、とにかく顔のアップが、あまりにもなくて、もう何がどうとかこうとか、言えないレベル。
ベクが着てる衣装は、非常にきれいな色彩の赤いトレーナーを用意されているのだけど(「純赤」と言いたいくらい、とても純粋な赤)、この赤い色が、カイのセーターと丸かぶりしちゃっているんですよ。
本気を出してきたカイ(後述しますが)と、こんな形で、ビジュアル面で勝負させられてしまったら、それはベッキョンが可哀想、というもの。
だって誰も勝てはしないもの、今回のカイに。
基本的に、さっくりした「アイドルくん顔」をしているひとなので、ビョン・ベッキョンという素材は、料理しだいでどうとでもなる。
すなわち、彼のスタイリングは、大輪の花を咲かせる場合もあれば、一歩間違うと、事故を起こす可能性もあるのだけど。(ジョンデくんのスタイリングも、割と事故が多いんですよ…)
今回の彼はねえ、ちょっとねえ、うーん…「かなり微妙」なラインだったと思いませんこと?
色はよかったのよ、色は。
でも、ベクにオーバーサイズ気味のぶ厚いトレーナーなんか着させないでほしい。
あとなんですか、あのズボン。あれ、ジャージかなんかですか?(号泣)
「KoKoBop」では「高級娼婦」、「The Power」では「姫君」だったのに、今回は「街角のにーちゃん」だなんて…!!!
まー『Electric Kiss』のMVのコンセプトが、たとえが昭和っぽくて恐縮ですけど、『AKIRA』(©大友克洋)的な世界観だったのに合わせての衣装なんでしょうけど、ベッキョンくんは、「ほんとうはもっと出来る子」。
ああ、もったいない!
このひと、めっちゃくちゃ、化けるタイプなんですから、そこのところ、よろしくお願いしますよ(泣)。
──よくも悪くも、ビョン・ベッキョンは、常に「過剰な」存在だと思う。
ご本人の意向が、演出やスタイリングにどれほどの配分で反映されているのか、よくわからないのだけど、これまでのMVで、ベッキョンは、ビジュアル面で、いつだって「やりすぎ」なぐらいに勝負をしかけてきていた。
(「KoKoBop」の「高級娼婦」っぷりを見てくださいよ)
「ちょっとやりすぎ? ──いや、許す! ベクなら許す! もっとやってちょうだい!」的な、そういうベクの姿勢が大好きなんですが。
なのに、今回は、土俵にすら上がらせてもらえてない!!
ファンのひいき目を抜きにしても、なんだかんだいって、ベッキョンはEXOのエース(ですよね?)。
CBXでも中心的存在だし、日本での彼の人気だって高いと思うのです。
私は以前、ジョークで、ベクのことを「ホストクラブ・EXO」のご指名ナンバー1、と言ったことがあるけれど(あまりウケませんでしたが・苦笑)、なんていうのかな、単に人気面だけじゃなくて、ベッキョンはEXOのなかで「稼ぎ頭」なイメージがある。
「客に財布をひらかせる」という、ちょっとえげつない感じの表現を使って形容したくなるような、特異で強烈な(そして多分に性的な)魅力を、彼は有しているからです。
そのビョン・ベッキョンを、なぜかこのMVには、「決め玉」として仕込んでこなかった。
──いったい、なぜ?
たんにスケジュール面とか、そういう周辺的な事情があったのかもしれないけれど、それにしたって。
こんなに「ベクが薄い」なんて、EXO的にもったいなくない?
(ところで、「Love Me Right」の日本語版も歌い出しがベクなんですけど、あのときとは比べ物にならないくらい、ものすごく彼の日本語の発音がよくなってる。
彼自身、たくさんの努力を重ねてくれたっていうのもあるだろうけど、進化のスピードが、すごく速いひとなんだろうなって気がする。
ありがとう、日本語をがんばってくれて。すごく嬉しかった)
②【Kai】ところで、優勝したのは。
とりあえず、1回見ただけで、すぐに(夜ふチョコ的には)優勝が決まりました。
今回の優勝は、カイで決まりだな。
いやー、あっぱれだったなー、カイ。
──このひとは、最近、いい。ほんと、ものすごーく、いい!
視線、表情の作り方、眉や頰や、唇の動かしかた。
指先ひとつひとつの動きにいたるまで。
近頃のカイは、すべてにおいて、力がある。
全員が黒い衣装での群舞のシーンでは、「うわ、この彼すごいな」と思わせてくれる。
ラストちかく、ダンスシーンに畳み掛けてくるように挿入される、カイのたくさんの表情。
そのどれもが、非常に強い訴求力を持っていて、私は、この時点でカイの「優勝」を即座に決めました。
「視線を奪われてしまう」という経験を、私は、久々に得た気がします。
ベクと色がかぶっちゃってた赤い色のセーター(カイはそこに白シャツをあわせていた。このへんもポイント高かった)も、とても彼に似合っていたと思います
ああ、カイがEXOのセンターに帰ってきてくれたなあ、このグループを牽引してくれるのは、カイなんだなあ──と思いました。
(このひと、もしかしたら、EXOを卒業したあと、この8人のなかで、もっとも高く、遠くまで跳んでいくのかもしれない。
この9人で、と言うなら、たぶんそれは、チャン・イーシンになるんだろうけど)
③【Suho】とつぜんのやる気(笑)
どうしたんですか、リーダー(笑)
とつぜん、やる気、出しちゃって(笑)
いや、スホさんって、ほんっとーに、見れば見るほどハンサムなんですよね…
一点の曇りもなく、掛け値なしにハンサムなお顔立ち。
秀麗な眉、甘い二重の目、うれいを秘めたまなざし、すうっと通った鼻梁。
御曹司然として整った美青年顔を裏切るように、一カ所だけ「ふっくら」してる唇(きゃ♪)
いやはや、ほんとうに「ハンサム」という言葉が似合うひとだなー、としみじみと思います。
なのに、なぜ、スホさんのことを記述すると、文章の端々に「(笑)」をつけたくなってしまうのかしら……
今回のMVだって、スホさんなんか、ガラスの水槽に閉じ込められて、うっすい白シャツ姿で、水、ビッシャビシャよ(苦笑)?
(もちろん、アップになったときには、胸元にあらぬものが映ってしまっているのでは、と探してしまった。でも映ってなくて、ちょっとほっとしたw)
それで喉元と右頰に、やたら凝った図柄(お花)のペインティングなさってて、濡れてくるくるしちゃった黒髪から、水をしたたらせちゃうんですよ?
「水もしたたるいい男」が、文字どおり水をしたたらせていらっしゃるなんて!
(あ、そういえばスホさん、超能力は「水」でしたねえ)
これほどの「やる気」を見せてくださってるのに、どうして私ときたら、素直に「きゃー、リーダー素敵♪」って言えないのかしら?
どうして「(笑)」なんかつけてしまうのかしら(笑)?
でも、きっと撮影、たいへんでいらしたでしょうね。なにせ水ビッシャビシャですもん。
リーダー、スタッフさん、お疲れさまでした♡
そして極めつけは、「最悪なキスがしたいんだ」のときの投げキッス。
……もうリーダーに、恋してしまう、かもw
(でも、ここだけの話、仰向けに寝っころがっているスホさんの、真上から撮影された映像を見たとき、その首や喉に浮かんだ筋肉のかすかな影を見て、かなり「いけない気持ち」になったw)
ふふふ、やる気満々のスホさん、私、やっぱり大すき!
リーダー、今回はアナタが敢闘賞だ!
(あーあ、でも、この、「水、ビッシャビシャ」をベクにやらせてたら、どうなったかなあ…)
④【Chanyeol/Sehun】美青年対決の軍配
今回の「美青年対決」(チャニョルVSセフナ)は、どっちに軍配をあげるべきだろうか……
悩みましたねえ、今回は(毎回、アホなことで無駄に悩んでいる私。EXOファンやってると、いろいろ考えねばならないことがあって忙しいです)。
(まー、どうやって勝敗を決めるかというと、わりと単純な話で、見終わったあと、目を閉じて、どっちの顔が胸にたくさん浮かんでくるかで決めています)
僅差だけど、チャニョルの勝ち……かな?
チャニョルのあの髪色が、とても彼に似合っていたし、今回の「近未来(第三次世界大戦後)のトーキョー」っぽい世界観にも、ぴしりと合致していたと思うのです。
今回、このMVで、私は、不思議なほど、このひとに「男性」を感じなかったのだけど、それはおそらく、彼の「モデルっぽい」というか、いかにもアイドル然とした、あまく整った容姿のせい。
ビジュアル的に決めてきたときの彼は、フォトジェニックに整いすぎていて、ほとんと「artificial」な感じさえ漂ってしまう。
その作り物めいて美しいチャニョルの容姿を、あのシルバーの髪色は際立たせていたし、「Electric Kiss」の全体のコンセプトにも合致していたと思います。
そのあたりがたぶん、チャニョルの「勝因」。
そして、セフナのほうは、チャニョルとまったく逆でして。
私は今回の彼に、ひしひしと「男性」を、もっと言えば、とても「人間的なもの」を感じていました。
皮膚の下にあたたかく血の通った身体を、このひとは持っている。そういう感じが、とてもする。
それはそれで、とてもよかったと思うのです(だから僅差)。
(ジョンデとミンソクさまとギョンスについては、次回の記事で!)
(2017.12.08)
(この記事は「勝手にMV評」⑥・「Baekhyun」⑩・「Kai」②・「Suho」④・「Sehun」③・「Chanyeol」③です。)
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メランコリー 【MV『Universe』評4】
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「フォトジェニック・アイドル」と「クラシカル・ハンサム」【MV「Electric Kiss」評3】
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