京セラ公演1日目のレポの続きです。
「レポ」とか銘打ってますが、単なる感想です、すみません(しかも長い)。
いつものとおり、無駄に愛があふれちゃっているのですが、よろしければ、ぜひ。
京セラ公演レポ1【Xiumin】場を支配する・【Baekhyun】楽しい!
5.【D.O.】Smile
公演を見たのが5回めの今回、なんだか突然、ギョンスの歌声が心にまっすぐ刺さってくるような感じを受け始めました。
もうそれは、しょっぱなの「前夜」から。
え? え? え、なんで?
普段、もうベクのこととジョンデのことで、とにかく頭がいっぱい、おなかいっぱい、胸もいっぱいで(二人とも、ほんとうに濃ゆくてねえ……ついていくのに必死ですよ・笑)
なぜか突然、5回目の公演にして、ベクとジョンデで「いっぱいいっぱい」だったところに、非常にまっすぐ、彼の歌声が刺さりはじめました。
え、なんでだろう? ここに来て、突然、なぜ?
理由はよくわからないんですが。
彼の声が、深く、強いものとして胸の中に刺さる感じ。
うまく言えないんだけど、彼自身が、緊張していなくて、心から楽しそうに、のびのびと歌えている感じが、すごく、する。
そして、それがコンサートの終わりまで、ずっと続いたんですよね。
「For Life」のソロパートを歌ったときに、ギョンスが自分で自分(とチャニョル)に拍手をして、すごくいい笑顔を見せてくれました。
唇が独特な、ハートのかたちみたいになる、あのとてもいい笑顔。
スタンドマイクを使っての『Boomerang』は、私の大好きな曲で、この曲は「ベクの強く牽引するようなボーカルが、とにかく他の追随を許さぬほどに格好いい…」と思っていたのですが。
さいたま公演で「まっすぐに胸を射抜くようなチェンチェンの声も、実はベクと双璧をなすほどに格好いい…」と思い至り、そして京セラで「ぎゅうっと心をつかんでくるようなギョンスの歌声も、彼らと比肩するほど格好いい……」ということに気づきました。
「強く牽引する」・「まっすぐに射抜く」・「ぎゅうっとつかむ」。
この曲を歌うときのリードヴォーカル3人の魅力を、そんな強いアクションを用いた比喩で語りたくなるのは、おそらく、この曲のメロディラインが、男性ボーカルの持つ「格好よさ」みたいなものを体現させるものだからという気がしています。
ゆえに、彼らの魅力を描写しようとするとき、「力」「能動性」「強さ」を表す単語を並べたてたくなる。
最後のコメントで、スホさんが「ここでビッグニュースがあります」といって、ギョンスの映画撮影が終わって、彼が髪を伸ばし始めたことを報告してくれました。
ギョンスの照れた笑顔(ああ、いい笑顔でした)と、そのコメントをうけて、すぐに手を伸ばして、ギョンスの頭をさわってたの、誰だキミ!(そしてスーパースルーなギョンス)。
6. 【Chanyeol】A Boy Next Door ( we’d never touch him, though)
「アイドルというものは、『手の届きそうな高嶺の花』か、『手の届かない隣のお姉ちゃん』である」という名文句を残したのは阿久悠だけれど(昭和の名作詞家。お若い方は「検索してみて」ね!)。
チャニョルを見るたびに私は、ああ「このひとは『手の届きそうな高嶺の花』タイプだな」と思っていました。(そして、ベッキョンは「手の届かない隣のお兄ちゃん」タイプね)
もう一目ルックスを見ただけでも明らかに、パクチャニョルくんというひとは、清く正しく美しい「純正品アイドル」。
「一般人」が「がんばって、磨きあげて、なれる」レベルの容姿をはるかに超えている「高嶺の花」の彼が、日本語を一生懸命勉強して、「手が届きそうな」笑顔をみせてくれるとき、心を動かされない女子というものがいるでしょうか(反語)。
でも、今回はなぜか、彼の「親しみやすさ」の比率がぐっとあがって、彼が「隣の家の男の子」(でも、もちろん手は届かない)になってくれたような気がしたのです。
「ああ、日本に行きたい、行きたい、行きたいなーと、ずっと韓国で楽しみにしていました」「だから(来られて)すごく嬉しい」ということを、ときどきつっかえつつも、彼がちゃんとした日本語で言い切ったとき、私は、ほんとうに嬉しかった。「さっき覚えた」言葉じゃなくて、彼は自分で考えて、自分の気持ちを伝えてくれたことが、はっきりとわかったから。
「(ソロパートのすぐあとに、衣装をチェンジして、全員で出演しなければならないので)時間がとても短いです……から、僕はすごく忙しいです」(さいたま26日)
「もう僕は体の力がありません。全部、力を、使いましたから」(さいたま27日)、
「一年ぶりの大阪、ドーム……とても新しい気持ちで(今、ここに)います」(京セラ1日め)など、彼の実感がこもった、ほんとうに素敵な言葉を残してくれていて、胸が熱いです、とても。
そして、私を(またもや)泣かせたのは、このひとです。
『walk on memories』のとき、モニターに映るチャニョルを見ていた私は、その表情から目が話せなくなりました。
彼は、唇を動かしてこの曲を口ずさんでいてくれました。
センチメンタルな美しいメロディラインの、私の大好きな曲です。
このひとも、この曲が好きなのかなあ——とせつないような気持ちでモニターを見ていたのですが、そのとき、彼の目がうるんでいるみたいになって、涙がこぼれるのを一生懸命、我慢しているみたいな表情をしたんですよ。
このひとにこういう表情をされると、私はめちゃくちゃ弱いです。
——「もらい泣き」したって、しかたないですよね。
たとえ、彼本人が泣かなかったのだとしても、ね。
(2018.02.25)
(この記事は「コンサートレポ」14・「D.O.」5・「Chanyeol」9です)
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