Rather Be『ほかにいたい場所』【Happy Baekhyun Day!! 2019】

We’re a thousand miles from comfort
快適さから１千マイル離れて

We have travelled land and sea
わたしたちは海と陸を旅してきた 

But as long as you are with me
でも　きみが一緒にいてくれるなら

There’s no place I’d rather be

他にいたい場所なんてない 

 

I would wait forever
永遠に待っていてもいい

Exulted in the scene
その時々に喜びを感じて 

As long as I am with you
きみが一緒にいてくれるなら

My heart continues to beat
心臓は鼓動を刻み続ける

 

 

With every step we take, Kyoto to The Bay
京都から海辺まで　歩いた一歩一歩

Strolling so casually
気ままに　ふらふらと

 

We’re different and the same

わたしたちは違っていて　同じでもある

gave you another name
きみに別の名前をつけた

Switch up the batteries
充電を切り上げて 

If you gave me a chance I would take it
きみがチャンスをくれるなら　それをつかむから

It’s a shot in the dark but I’ll make it

望みが薄くても　やってみせるから 

 

Know with all of your heart, you can’t shake me
全力で知って　わたしは揺るがせない

 

When I am with you, there’s no place I’d rather be
きみと一緒なら　ほかにいたい場所なんてない

 Rather Be

 

　さて。

　2019年5月6日は、ベッキョンくんのお誕生日でした。

　おめでとう！（２日遅れで、超ごめんね）

　満でいうと、27歳ですか…おお、そうですか…たじろぐほどに若いなー（よふチョコから見るとね・笑）。

 

　ときどき少年っぽい表情も見せてくれる彼だけど、たぶん本質は、揺るがせにできないほど大人なんだろうな、と思っています。

　非常に頭のいいひとなんで、彼が「カワイ子ちゃん」の顔をするとき、私はどーも、彼がそれを「アイドルの戦略として、装っている」んだろうな、と思ってしまうんですが（笑）。

 

ベクのための選曲

 

　今年の3月26日のシウミンさんのお誕生日のときから、彼らをイメージして英語曲を一つ選び、それに拙訳をつけてご紹介するという企画やっているのですが、一応、メンバー全員の「紹介曲」をすでに選んであります。

　その曲の選考基準としては、①たくさんの方がご存知の曲であること　②「そのメンバーっぽい曲」（私の主観100パーセントで）——といったものなんですが、今回のベクの選曲が難しかった……！

 

　なぜなら、彼の魅力は非常に多岐にわたっているので、どの魅力に焦点を当てるかで、選ぶべき曲が変わってくるんじゃないかと思うんですよね。

　３曲の候補があって、一つになかなか絞りきれなかったんです。

 

 

　今回選んだ「Rather Be」は、オリジナルがClean Banditの曲なんですが、私がご紹介したいバージョンは、アカペラヴォーカルグループ「Pentatonix」がカバーしたもの。

 

　この5人組の「ペンタト二クス」は、もう日本でも有名なので、ご存知の方もきっと多いと思います。

　私は彼らが大好きなので、ブログでこの曲をご紹介したい、というのもあって、今回「Rather Be」を選びました。

 

 

    
[Official Video] Rather Be - Pentatonix (Clean Bandit Cover)  

 

「 Pentatonix」って？

 

　じゃ、「ペンタト二クス」ってどんな5人組なのかを、ご紹介しますと。　

 

 

　まずはスコット（身長190センチ、5人の中で最も背の高い白人男性）。

　作曲の能力もあって、このグループの音楽的ブレインと言われています。

「長身＋男性的な容貌＝マッチョマン？」かと思いきや、わりと「乙女」なところも持ち合わせていたりもして（ふふ）、優しい物腰のひとです。彼の明るさ、前向きさ、優しさが、ペンタト二クスの基調をなしていると思っています。

 

　そのスコットの高校の同級生が、カースティン（紅一点の彼女）。ご紹介したMVで、その歌をすこしお聞きになったら、すぐおわかりになるように、彼女は、ビョンベクもかくやという「歌うま」です。（ビーグルたちと同じく92年生まれ）

　声もとても魅力的だし、明るくてほがらか。確かに「美人」ってわけじゃないかもしれないけど、ただの美人よりも、ずっとずっとチャーミング、そんな女性です。

 

　スコットとカースティンの、高校の一コ下にいたのがミッチ（一番小柄な白人男性）。

　男性にしては、「え？」と思うくらい声が高い。この曲ではリードヴォーカルをカースティンに譲っているけれど、彼がリードを務めていることも多くて、ほんっとーに「歌うま」です（ミッチ、大好き♡）。

　彼らの動画最後の部分に出てくる話しぶりを見て、「あ、この彼は…？」とお気づきになる方もいらっしゃるでしょうが、オープンリーゲイのひと。ちなみにスコットもそう（だけど、別につきあってないですよ、このふたり笑）。

 

　で、この3人がテキサスの高校の友達で、そこにアヴィ（黒髪で長髪の男性）とケヴィン（ビートボクサー）が友人の紹介などで加わって成立したのが、ペンタト二クスです。

（現在はアヴィが脱退。別のメンバーが加わっています）

 

　誰もが知っているヒットソングを、アカペラで、そして彼ら独自の大胆なアレンジを施して歌い上げる面白さ。

　出発は「youtuber」なんだけど、今はもう、もちろんプロとして活躍しています。

　日本でもコンサートを開催していますし、このMV自体、日本で撮影されています。（オリジナルのClean BanditのMVも、撮影地は日本なんですけどね）。

　 

 

ビョン・ベッキョンというひと。 

    複雑なカットを施された、宝石のようなひと。

　どの角度から光をあてるかによって、放つきらめきの色彩がくるくると変わる、たくさんの魅力を持つ彼だから。

 

　今、ベクは名実ともに、「EXOの顔」になったと思う。

　高い人気と（メンバーのなかで、一頭地、抜け出ている）、それを裏打ちするだけの高い実力。

　「EXOといえば〇〇」の「〇〇」に入るのは、やはり「ビョンベク」だと思うし、間違いなくKpopアイドルの、アイコンのひとりに数えられる存在でもある。

 

　数年前まで、私は彼から、良くも悪くも、非常に高くはりつめた意識を感じることがあって、それを痛々しいもののように思っていたのだけど。

 

　今の彼は、「EXOのビョンベッキョン」であることを、ちゃんと彼自身が楽しんでいるように見えます。

　リラックスして、ファンからの愛情を受けとることができ、彼もファンを愛してくれている。

　これほどたくさんの人たちからの「愛」を受けとめて、それに見合っただけの愛を、ベクは返しているんだなあ、と思うとき、ああ、と私は嘆息するのです。

　ああ、ベッキョンもまた、大きな愛を持ったひとなんだ、と。

 

　いつも未来を見ているひとでもあります。

　だから、その目で見ている未来の場所へ、どうか連れて行ってほしい——と思わせてくれるひとです。

 

　ベッキョンくん、お誕生日、おめでとう。

　若く、才能豊かなきみの1年が、きみの望むものでありますように。

　きみが見せてくれようとしている未来は、たくさんのEXO-Lたちによって、待ち望まれているのだと——そんなふうに思っています。

 

おまけ

ミョンスタグラムから。

 

（訳）誕生日おめでとうベッキョナ愛してるよ

 

ベッキョニ→キムジュンコットンさんへ

ベッキョニ・コメント

（訳）だから急に写真撮ろうって言ってきたんだな!!!!^^ wwwwwwwありがとヒョン!!

 

（ミョンスタグラムとベッキョニコメントの訳は、ʏᴜʀɪʀɪɴ さんのツイッターから、ご紹介させていただきました。先日に引き続き、ありがとうございます♪）

(2019.05.08)……2日遅れちゃった、ごめんね、ベク！

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