Let's not be sad. It's a beautiful spring day, so get out and have some fun!
悲しくならないで。今日は素敵な春の日なんだから、外へ出て、楽しいことしよう!
京セラの公演で、ラスト、モニターに映し出されるミンソクさんの目が、なんだか泣きそうになっているように見えて、すごくせつなかった。
今年が、最後(入隊前はね)。
一ファンにしかすぎない私でさえ、そう思って無闇にセンチメンタルになってしまうくらいなのだから、彼本人がもっとも、そのことの意味を感じているにちがいないのだと思うのです。
でもね。
会えなくなってしまう未来のことを、いたずらに嘆くんじゃなくて、彼がこのコンサート会場で素敵な歌やダンスを披露してくれた、今日というこの瞬間を、きちんと楽しもう、とも思ったんです。
だって彼は、私たちを楽しませたい、幸福にしたいと願って、こんなにもきらきらした汗をかいて、がんばってくれているんだもの。
「明日」があっという間に「今」になって、そして「昨日」に、「過去」になる。
コンサートのラストちかく、ミンソクさんが、観客のいる会場のさまざまな場所に視線を走らせていく表情がとても印象的でした。
「今」この瞬間のことを、できるだけたくさん記憶しておこう、というように。
「明日」のことを心配したり、「昨日」のことを懐かしむことに時間を使うことが多くて、私は「今」というこの瞬間の意味を、考えずに過ごしてしまうことが多いのだけれど。
「今」この瞬間を大切にしなくちゃ、とそのとき、私は思ったのです。
EXOのコンサートを、大学生のQと一緒に見たこの日のことを、ちゃんと記憶しておこう、と。
あの日、コンサート会場でそう考えたことは、意外なほど深く私の心のなかに残っていて、今でも「今日という1日を、私が与えられていることの意味」を考えたりします。
そして、この限られた時間のなかで出会えたひとや、縁のあったひとたちに、私も精一杯、誠実に接したいな、と思ったりもします。
それって、ミンソクさんがくれたプレゼントだったような気がしています。
(2018.03.26)
(この記事は「EXO-BOX」内の「お誕生日記事2018-19」①・「Xiumin」17です。)
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