EXOにmellow mellow!

EXOがだいすき! CBXに夢中な記事やMV・楽曲評、コンサートレポなど、ファントークを綴ったブログです。SHINeeについても少し。

(3)【韓国に行ってきました!】明洞のネイリパとエステ【チャニョル・カイ成分を補給中】

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You are so far away, and at the same time, you are so close.

きみは遠く離れていて、でも、近くにいる。

 

 美しいEXO-Lの皆さま、こんばんは!

 ふふ、夜ふチョコ(+Q)のソウル旅行記第3弾です♪  

 

 あんまりたいしたことを書いていないと思うのですが、この旅行記を書き終わったら、利用した「ホテル・エステサロン・航空機・レンタルwifi」について、具体的に名前をまとめておこうか、と思っています。

 (「夜ふチョコさんの旅行記を参考に、韓国旅行に行きたいです!」というありがたいご意見がわりと多かったので♡ ありがとうございます!)

 今後、センイル渡韓・ソウルコン参加などを考えられる際の「情報ブログ♪」(←カッコいい〜)として活用していただければ…と思っております♪

 

「ソウル旅行記」第1弾はこちら♪▼

 

第2弾はこちら♪

 

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 なんかこの頃、「EXOにmellow mellow!」に「チャニョル成分」と「カイくん成分」が足りてない感じがあったので、今日は、美しい2人を、念入りに補給していく所存です♡

 

ソウルの世界遺産

 ご存知のように、ソウルには世界遺産が2つあります。

 昌徳宮(チャンドックン)と宗廟(チャンミョ)なんですが、そのうちの一つ、昌徳宮に行ってきました。

 乙支路(ウルチロ)4街のホテルから、地下鉄の緑ラインに一駅乗って、ウルチロ3街まで行き、オレンジラインに乗りかえて2駅で「安国」(Anguk)駅に着きます。そこから歩きます。

(入場料が必要だったのですが、いくらだったか記憶になくて……ただ、1000円しないので、「安っ!」と思った記憶があります。)

こちらが昌徳宮です

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▲わりと入ってすぐのところ。ソウルのビル群から数分離れただけで、こんなに歴史を感じさせてくれる空間があるのが、不思議な気持ちになります。

 

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 ここは昌福宮の離宮として使われていた、朝鮮時代の王様の居城かつ執政の場。創建時の面影をもっとも正確に残しているそうです。

 この日は晴れていて、冬の日ざしをあびた建物がとても美しかったです。

 午前9時ぐらいから10時半すぎぐらいに訪れたので、あまりたくさんの観光客の方もいなくて、静かなたたずまいのなかを散策できて、よかったなと思いました。

 ただ、ここは、もっとも有名なのが王朝庭園なんです。

 見てまわっていた途中に、また料金所が設けられており「Secret Garden」(「秘苑」と呼ばれています)に入場するのは別料金が必要だ、ということがわかったのですが。

 

私「ここ、きっと新緑の季節に来たら、緑がきれいだったでしょうね。……今は冬だから、冬枯れの景色だけどね」

Q「うーん、Secret Gardenか……池とか、東屋とかもあるらしいけど」

私「夏だったら、緑陰のなか、涼しくて良さげだけど(←若干、9月のセンイル渡韓を意識している)」

Q「冬だと寒いだけかも(笑)」

 ——というわけで、今回は、そちらには行きませんでした。

 

 でも、実は夜ふチョコ、お庭めぐりとか大好き♡(と、女子っぽく書いてみる・笑)

(昨年、CBXの「Magical Circus」の名古屋公演に参戦したときにも、徳川美術館の隣の徳川園に行ったんですが、ちょうど5月の新緑の頃で、素晴らしかったのでした♪)

 やはり私は、9月21日前後(注・ジョンデペンの皆さまご承知のとおり、彼のセンイル)に、再度、韓国を訪れるべきなのでしょうか??(ほほほ)

 

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 そして、ここから歩いていける場所に、もう一つの世界遺産「宗廟」(チャンミョ)があります。

 Qと私の2人は、そちらに向かったのですが。

 

 「宗廟」に入場する料金所で、以下のようなことがわかりました。

① ここは、英語・日本語・中国語…などのガイドつきのツアーが開催されており、そのツアーに参加する形でしか、観覧することができない。

②そのツアーは約1時間かかる。

 

 ——というわけで、宗廟に行かれる方は、事前に「日本語ツアーの開催時間」をきちんとネットで調べてから、余裕を持って参加なさるといいと思います。

 私たちは時間的に難しかったので、パスすることにしました。

 

明洞

 地下鉄に乗って明洞(ミョンドン)へ行きました。

 ショップや食べ物屋さんがたくさん立ち並ぶ繁華街です。新宿みたいな感じ。

 雑居ビルがわんさか乱立していて、その中に入っているテナントが、道路にじゃんじゃん立て看板を立てています。人通りも多いです。

 Qは昨年、このミョンドンにあるホテルに泊まったそうです。

 

Q「泊まってみて思ったんだけど、ミョンドンは、食べ物とか、なんでも『観光地価格』で高いかも。ホテルも超せまかったし」

私「うーん、そうかも」

Q「ここは、お洋服・コスメ・雑貨とかのショップが多いから、女子的にはショッピングが楽しめると」

私「ZARAとかH&Mとかもあるね」

Q「でも、わざわざ韓国に来て、そんなもの買わなくてもさ(笑)。東京にあるじゃん」

 

 「ミョンドンのメインストリートに櫛比する屋台で、B級グルメを堪能する!」というのが、彼女のソウル旅行の(わりと)大きな目的だったのですが(前回の旅行でも、それが楽しかったのだそうです)、私たちがミョンドンについたのはお昼の12時すこし前。屋台は2、3軒しか出ていません。

 

Q「おっかしいなー。去年来たときには、もっとわんさか屋台が並んでたのにな」

私「そうねえ。でも、とりあえず寒いから、何か食べようよ」(←わりと食べてばかりな2人)

 

 というわけで、屋台でおでんを注文することにしました。

 ①トッポギ・②はんぺん・③ソーセージ・④「謎の物体」が大きな串に刺さっているのですが、注文すると、お店の人が串からはずして、赤いソースの入った発泡スチロールのお椀に入れて渡してくれます。

 (確か1皿4000ウォンだったかな? 前日の広蔵市場で食べた、石焼ビビンバと水餃子スープがそれぞれ5000ウォンだったことを考えると、高いような気がしますが、東京だったら、こんな値段だなーって感じ)

 

Q「うわ。やばいわこれ。辛いわ」

私「あ、ほんとだ。辛いね」

 赤いソースが、かなりからいです。

 ひとくち食べてすぐにわかりますが、思いっきり、「唐辛子系」のからさ。

 私はわりと辛さに関して耐性があるほうだと思うのですが(子どもの頃から「わさび漬け」とかが大好物)、水なしでこれを食べるのは、わりとキツイレベルです。

 甘い味付けがなされているのですが、とにかく、厳しいほどに「からい」(笑)。

 

Q「この黒い謎の物体、なんだろう?」

 

 おでんには、④「謎の物体」が入っているのですが、それの正体がわかりません。

 色は黒。直径3センチくらいの長いホース状のものを、3センチくらいの長さにぶつ切りにしてある、という形状です。

 

私「ああ、これ、昨日、広蔵市場で『ぐるぐる巻き』みたいな感じで売ってたね。たぶん何かの腸詰じゃないかな」

Q「え? 腸詰か、これ??」

私「たぶんね。だから、お肉系の味がするかと思って食べてみたら、違うな。中に詰めてあるのは、グルテン系っていうか、炭水化物系の味だな。うーん、こんにゃく? こんにゃくに近いなあ」

 

 ……後日、Qがラインで「あの謎の物体、これだった!」とラインで画像を送ってきました。

 

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Q「豚の腸詰だった…中に入ってたのは、春雨。しかも豚の血をまぜて入れるんだと」

Q「説明を読んだら、『えぐいかも』って気がしてきた」

私「まあ、何事も経験ですよ。『豚の血』って文字で読むと、『ええっ?』って思っちゃうけど、動物の血液は栄養価も高いから、貴重なタンパク源として、食する文化はわりとあるよ」

 

 「からいー」「やばいからいー」とヒーヒーしながら食べ終え(謎の黒い物体「スンデ」を、Qと私は食べきることができずに、申し訳ないのですが、少し、残してしまったんですが……やっぱりソースが辛かった・笑)、次にお店に入ってランチを食べることにしました。

 

ランチにキンパ 

Q「私、キンパが食べたい!」

私「『韓国風のり巻き』ってやつですね」

Q「そう。その海苔が、『韓国海苔』で、それがおいしいのよ〜」

 

 で、お店に入ってキンパ(1人前)とラーメン(1人前)を注文しました。

 

 「これをお読みの方は、なぜ夜ふチョコさん、いつも1人前しか注文していないの?」と思われるでしょうが、お店に入って、周囲のお客さんのお皿を見ると、キンパ1人前の量を見て「うわ。これは2人前じゃない…?」って思うほどの量なんです。

 

私「そっか。これがキンパですか」

Q「うん。コンビニとかでも売ってるんだよね。日本人にとっての、おにぎりみたいな感覚で食べるんだと思う」

 

 ──そうかもしれないです。

 インチョン空港から帰路につくとき、ロビーで向かい側の椅子にすわったお兄さん(←ちょっと素敵なかんじのお兄さんだったの♪)が、コンビニで買ったとおぼしきキンパを食べながらスマホしていました。

 日本だと、ちょうど「おにぎり」がそのポジションに当てはまりそうな感じ。

 

私「これ、初めて食べましたよ」

Q「そう? 私、新大久保でよく食べる」

私「あなた、そんなにしょっちゅう新大久保行ってんの?」

Q「そんなしょっちゅうでもないよー(笑)」

 

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 チャニョルくん……きみって、ほんとうに美形だな……

(注・その程度の感想しか出てこないですよ、ほんと……♡)
 

 噂の「Nature Republic」へ

 

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カイくん……きみって、ほんとうに美しい男だな……

(その程度の感想しか、やはり出てこない……♡)

 

 「Nature Republic」は、皆さまご承知のとおり、「自然派化粧品」のお店。そこのイメージキャラクターがEXOくんたちなんです♪

 

 韓国といえばコスメ、コスメといえば韓国。

 韓国で「Have you ever〜〜?」的なことをするのが、我々2人のこの旅行の目的なので、もちろん、

 「ミョンドンの『ネイリパ』でお買い物して、EXOくんのトレカなどのおまけをもらう♡」

 ──という「行動予定」は、当初から計画のなかに織り込まれていました。

 

Q「ミョンドンには、確か3軒くらい、ネイリパあるんだよ」

私「昨日の東大門の近くにもあったねえ」

 

 落ち着いたグリーンを基調にした店内に入ろうとすると、まずは等身大のメンバーのパネルにお出迎えされるんですが、入り口付近にあったのは、スホさん・チャニョル・セフナのパネル。

 

 そして。

 店内の再奥に、リードヴォーカルの2人が並んで待ってました。

 

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Q「写真、お店の中で撮ったらダメだよね?」

私「基本、良くないと思うけど、まあ、この2人のパネルだけ撮るんなら、商品じゃなくて、宣材だから……コソッと、パパッと……私の推し2人だけ、撮ってちょうだいよ〜」

──という会話のもと、撮られた2枚。)

 

 店内に、わりと入ってすぐの中央付近に、EXOメンバーそれぞれのサインがパッケージに印刷された、8種類の「シートマスク」が売られています(レイさんのは、なかったんですが…)。

 

 

 その「シートマスク」をQと私で見ていますと、女性の店員さんが1人背後にやってきて、

 「30000ウォン以上買うと、免税の対象になります。15000ウォン以上買うと、あのカードが(と、店内のポスターを指し示して。EXOのトレカが印刷されているポスターです)がつきます」

 と、日本語で説明してくれました。

 

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 さて、ここで! 美しいEXO-Lの皆さまにクイズです。

 問題。(チャラン♪)

 

 ミョンドンにあるネイリパ某店に、夜ふチョコとQが来店した際。

 EXOメンバー8人のコメントがそれぞれパッケージに印刷された、8種類のシートマスクが売られていました。

 そのうち、4人のメンバーの商品は売り切れでしたが、残り4人のメンバーのシートは、まだ売られていました。

 「①売り切れ組」4名と、「②在庫あり組」4名を、それぞれ、お答えください。

 どうぞ! 

正解は……こちら!

①売り切れ…シウミンさん・ベクちゃん・ギョンスくん・カイくん

 

②まだ在庫あり……スホさん・チェンくん・チャニョルちゃん・セフナ

 

Q「ギョンスの、売り切れてる……」

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▲Qがこんな感じになってました・苦笑


私「一応、店員さんに訊いてみる? バックヤードにあるかもよ?」

Q「えー、いいよー。たぶん、ないもん」

私「だけど、確かめてみようよ。せっかくソウルのネイリパまで来たんだから、ちゃんと尋ねてみようよ」

 

 私たちが日本人だということがおわかりになるのでしょう、店員さんのなかで、日本語がお上手な方が、すぐ後ろで、立ってくださっていました。

 私が代表して、日本語で尋ねてみました。

 

私「あのう。……この、D.O.くんの商品はありますか?」(←指で指し示しながら)

店員さん「ありません」

 

Q「ほら、やっぱりないよ」

私「ま、そうだよね。……あったら、ちゃんと補充しとくもんね」

Q「いいよ、別に。ギョンスは人気だから、すぐに売り切れちゃうんだよ」

私「うーん、そうね…なんか、『売り切れ』のメンツ(シウ・ベク・D.O.・カイ)を考えると、確かに、人気上位4人って感じがするかも(笑)」

Q「やっぱ俳優としても、今、旬だしさあ……」

私「そう考えると、ジョンデくんが残ってるっていうのも、ちょっと複雑よね(笑)」

 

 推しのアイテムが売り切れていて、その商品が買えないのも、まだ商品の在庫があって、ちゃんと買うことができるのも、どちらも複雑な心境(苦笑)ですね。

 

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 というわけで。

 ジョンデくんのシートマスクのほかに、化粧水だの眉ペンシルだのを入れて、32000ウォン分の商品を購入。

 それらを、DutyFree対象にしてもらい、かつ、トレカを2枚もらえることになったので、

私「チェンくんと、D.O.くんのカードをください♡」

店員さん「はい。チェンくんとD.O.くんですね」

 ──というやりとりがあり。

 

 さらに、袋に商品を入れてくれるときに、

店員さん「はい。チェンくんとD.O.くんのカードです。そして、サービスです(と、チェンくんの販促アイテムをおまけしてくれました)」

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▲シートマスクと、チェンくんの販促アイテム・トレカ。実家にて撮影。

 トレカは、見る角度によって、8人全員の絵柄になったり、メンバー1人だけの絵柄になったりするようになっています。

 

 ──ところがですね。

 お店を出まして、あとから(夕食を食べているレストランで)、Qがもらったカードを見ましたところ。

 

Q「まーじーでー! きゃははは、なにこれー!」

 ──とか言いながら、爆笑しはじめたのです。

 

私「どうしたの?」

Q「だって、ギョンスのトレカじゃなくて……」

 

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Q「チャニョルが来てるんだもん!(爆笑)」

 

 

私「え、ほんとにー? 私、ちゃんと、ジョンデくんとギョンスくんって言わずに、チェンくんとD.O.くんって言ったのにねえ(本名を言っても、店員さんには、わからないだろうと思った)」

 

Q「だめだ。……私、ギョンちゃんに嫌われてる」

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▲また、こんな感じになってる(苦笑)

 

私「そんなこと、ないよ!(苦笑)。だけど、店員さんも『チェンくんとD.O.くんです』って、復唱してたよね?」

Q「してたしてた」

私「間違えちゃったんだね〜」

Q「ニョルドはねえ、カードのカラーが、同じオレンジだったんだよ」

私「あ、そか。それで間違えたのか(笑)」

 

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「ちがうよ、Qちゃん。

 ギョンスがキミを嫌ってるんじゃなくて、僕がキミのところへ来たかったんだ」(←ドリーム展開中)

エステサロンにて

 

 「韓国といえばエステ、エステといえば韓国」。

 という安易な発想で、我々は旅行の前に、ネットでミョンドンにあるエステサロンを予約しておきました。

 100分で80000ウォン。「全身+フェイシャル」コース。

 

Q「うわー、めっちゃ楽しみだけど、めっちゃ緊張する」

私「うん? なんで緊張するの?」

Q「だって、エステなんて初めてだもん」

 

 ──まあ、それはそうです(笑)。大学生のくせに、エステに行き慣れていたら、それはそれで、ちょっと問題です。

 そういえば私も、エステ初体験は、自分が30歳のときに、母が「Rちゃん、一緒に行きましょうよ」と誘ってくれたから、だったことを思い出しました。

 

私「あ、そうか……私はわりと行ってるけど(大人なのでね)、あなたはそうだよね」

Q「やばい。ドキドキしてきた」

私「ドキドキすること、ないわよ(笑)。リラクゼーションのために行くんだから、リラックスしてよ」

 

 お店は雑居ビルの3階です。

 そこに至るための、急な階段を昇りながら、「あ。…こりゃ、店のチョイス、しくったかもな……」と思っていました。

 

 だって、日本で行くエステサロンって、ふつう「超絶オシャレなインテリア」+「ラグジュアリーな雰囲気」+「ヒーリングミュージックがうす〜くかかっている、癒しの空間」的な感じじゃないですか。

 インテリアだって、「アジアンリゾート」とか「ヨーロピアンモダン」とかに、びしーっと統一されていて、女性客の厳しい審美眼に耐えられるような、洗練され、かつ美しいものだと相場が決まってます。 

 でも、なんというか……このお店は、いかにも「雑居ビル〜」って雰囲気ですし、「せま〜」「ふる〜」っていう印象の建物です。

 うーん。……しくった?

 

 お店に入ると、30代くらいの女性の方が、にこやかに、とてもフルーエントな日本語で対応してくださいました。

 インテリアは、それなりに女性向けにしてあるな、という雰囲気ではありますが、なんていうのでしょうか、言葉を選ばずに言うなら、「古い」。

 2人で、待合室に通していただいたのですが、私だけ施術の前に、お店のお手洗いをお借りしました。

(これもまた、「普通のお手洗い」。あの、別に不快な感じ、じゃないんですよ? でも日本のサロンのインテリア偏差値が70なら、ここは52、3だなっていう感じで……ほんとうに、「普通」。)

 

Qの血相を変えさせたもの

 

 そして。

 待合室に戻ると、そこで先にソファに1人ですわって私を待っていたQが、血相を変えています。

 

Q「おかーさん!!! ちょっと!!!」

私「どうしました?」

Q「見て!!! これ、見て!!!」

 

 その待合室には、ガラスのテーブルが置いてありました。

 そのテーブルのガラスの下には、また台があって、そこに造花や布が飾られています。それらのデコレーションを、ガラスを通して、上から見られるようになっているのです。

 そこに。

 

私「あ。『UNIVERSE』…」

 

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 2017年の終わりに出されたEXOのCD「Universe」が、デコレーションの一部として置いてあります。

 その表面に、メンバー8人分のサインが書いてあるのです。

 

私「うーん、ほんものかな? このサイン。印刷?」

 

Q「本物だよ! マジックで、CDの表紙に、全員が書いたんだよ!! 私、さっきからずっと見てたけど、インクの光り具合とか、線の濃淡が微妙に違うもん、本物だって! ……これ、8人が全員で、サイン書いたんだよ!!」

 

 Qは、心の底から驚いて、なおかつ興奮しています。

 

 ──こういう反応を見るとき、うーん、Qちゃんって、やっぱり若いお嬢さんなのねえ、などと思ってしまうのですが。

 私は、もうすれっからしの大人なので、「ふうん、ほんとだ、サインが書いてあるねえ」程度の感想なのですが、彼女は「EXOのオッパが! 8人全員で! 書いた! 本物のサインだ! 本物!!」ぐらいの興奮度合いなのです。

 

 そこへ、さきほどの受付の女性がやってきました。コースのメニューや更衣室やロッカーの使いかたなどの簡単な説明をしてくれます。

 その短いイントロダクションが終わって、「それではあちらの更衣室で、ガウンに着替えてくださいね」となったときに、それまでずっと黙っていたQが唐突に、声をあげました。

Q「すみません。これ、どうしてここに置いてあるんですか?」

 ──すごく真剣な口調です。

 尋ねられたお店の女性は、Qが何について、その質問をしたのかが、よくわからないみたいでした。

 

Q「これ、このCDです。どうしてここにあるんですか?」

サロンの方(以下、「サ」)「?」

Q「誰か、ここに来たんですか?」

 

 突然、Qがそんなことを言い出すので、私は逆にびっくりしました。

 ちょっとー、こんな(私やQが行くような、庶民的な・笑)エステサロンに、今をときめくEXOの皆さんが来るわけないじゃないのQちゃん──と笑いそうになったのですが、Qは「ものすごく本気」の表情なのです。

 

サ「いえ? ……誰かがもらってきて、ここに置いてあるんですよ。どうしてここに置いてあるのか、私は、知らないです。……誰のCDですか?」

Q「EXOです。EXOのCDです(真剣)」

私「韓国の、男の子のアイドルですよ(←サロンの方が、わかってらっしゃらない感じだったので、言い添えた)」

サ「知らないです」

Q「……」

 

 案内された更衣室で、ガウンに着替えながら、小声で。

 

私「Qちゃん、『アイドル・タレント、あまた侍ひ給ひけるなかに、すぐれてときめき給ふ』EXOの皆さんが、こういう(ザ・庶民的な)お店には来ないよ(笑)」

Q「だって……ここ、ミョンドンだし。マジで(メンバーの)誰かが来たのかと」

私「来ないよー。ここに、セジュンとかがやってきて、ガウンに着替えてたりしたら、と想像すると、笑えちゃうじゃない?」

 

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▲自分でも、なぜ「ピンポイントで」セフナとジュンミョンさんを例にあげたのか、わかりませんが(笑)。

Q「だって、東京のラーメン屋さんとかに行くと、いっぱい、来店した芸能人のサインが飾ってあるもん」

私「それは、そうでしょうけど(笑)」

Q「だけど、あの人(日本語担当のサロンの受付の女性)、EXO、知らないんだ…(←わりと、ショックを受けている)」

私「もちろん、そういうことだってあるでしょうよ。たとえば、うちのおばあちゃんだって、ジャニーズの『Hey!Say!JUMP』とか、そういうの、知らないでしょ?」

Q「そうだけどさ…… You should know that!  They performed in the last Olympics! (知っとくべきじゃない? オリンピックでパフォーマンスしたんだよ!)」

 

さて、マッサージは?

 まずは「足湯」をしまして、そのときに、さきほどの女性がやってきて、3種類のアロマオイルの中から、マッサージに使うオイルを選ばせてくれます。

 Qはラベンダー、私はレモンにしました。

 個室に二つあるベッドで、Qと並んで施術していただきました。

 マッサージしてくださったのは、60代後半〜70代ぐらいの方が私のほうを担当して下さり、Qのほうは50代ぐらいの方にやっていただいたと思います。

 自分の母みたいな年齢の方に、体を揉ませるなんて、申し訳ないような気持ちになりますが、「よろしくお願いします」と言って、ベッドに横たわります。

 「もっと上に来てください」「大丈夫ですか」「痛くないですか」などの、簡単な日本語ならコミュニケーションが取れる方でした。

 

 ベッドに横たわって、すぐに気づいたのですが、ベッドの真下に何らかの暖房装置があるようで、ベッド自体が湯たんぽのようにじんわりと温かいのです。うつぶせで寝ているので、お腹があっためられて、もうそれだけで夢見心地。

 ──で、マッサージが始まったんですが。

 

 とにかく手の動きが速い!(←驚いた)

 日本でオイルマッサージをしていただいたことも、何度かあるのですが、例外なく手の動きが「ゆ〜っくり」でした。

 やさーしく、やさーしく、マッサージをしていただくので、こちらも夢うつつ状態になるわけですが。

 このサロンで受けたマッサージは、めっちゃ、手の動きが速い。

 「シュ〜パ・シュパ・シュパ・シュパ〜ッ!」みたいなマッサージです。

 日本の「ゆ〜っくり・ゆ〜っくり」なマッサージに比べると、5倍速ぐらいの手の動かしかた。しかも、わりと手の力が強い。

 「痛い」まではいきませんが、とにかく「めっちゃ揉まれた〜」(Q談)な感じです。

 

 で、仰向けになって、「顔」と「デコルテ」。

 このフェイシャルマッサージも、本当に手の動かし方が速い。しかも、頬・顎・フェイスラインあたりを、こぶしの形の手で、かなり「ゴ〜リゴリゴリゴリ〜」とやられます。

 私は、「韓国式コルギ」のエステを、札幌のサロンで受けたことがあるのですが、あのときもエステティシャンの方に、かなり「ぎゅーっ、ぎゅーっ」と強く押されるマッサージを受けました。

 が、そのときよりも、全然、痛い。

 ぶっちゃけ、今まで受けたフェイシャルマッサージの中で、一番痛かったです。

(Q談・「フェイシャルのとき? いや、全然痛くなかったよ? だけど、肩甲骨あたりのマッサージが、かなりゴリゴリされたね」とのこと。……ね、年齢差?)

 

 100分80000ウォンのマッサージを終えると、体がほんとうにスッキリしています。

 私も「そういうお年頃」なので、肩や首まわりなどが、わりと「だるいわ。重いわ。」という感じなのですが、そういうのが取れて、晴れやかなのです。

 ていうか。

 

Q「おかーさん。ほうれい線、マシになってる…」(←素で驚いている)

 

 すっぴんで更衣室に戻り、ガウンから自分の服に着替えるのですが、そのときにしみじみとQが言いました。

 そうなんです。

 鏡に映る自分を見た瞬間から実感したことなのですが、あの、憎い憎い「ほうれい線」が、薄くなっているではありませんか!!

 しかもフェイスラインも、だいぶ「リフトアップされている感じ」。

 

私「Qちゃんも? Qちゃんもそう思う?? そう思ってくれる??」

Q「うん。ほうれい線が薄くなってる。……あ、いや、照明のせいか? あ、いや……やっぱり薄くなってる」

 

 おおお!

   私、韓国に来たときには、もう一度ここで、ほうれい線を薄くしてもらう!!!!

(↑結論)

 

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▲これは……ちょっとチャニョル成分、濃く配合しすぎかも・笑

 

エステの評価(5段階評価で)

 

インテリア…3

お店の方の接客…5

エステティシャンの技術…5(注・ほうれい線がうすくなった! マジで!)

特別加点…1 EXOのサイン入りCDが飾ってある

(私たちが帰りかけるときに、2組のお客さんが入ってきたんですが、2組とも日本人の女性客2人づれの方でした)

 

(この記事は「夜ふかし日記」68です。)

 

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 大学受験を終え、高校卒業したばかりの女子が、今日、拙宅に5人も来てくれました。第一志望の難関を突破した人も、そうではなかった人もいるのですが、全員、春からの進路が決まって、すごく素敵な笑顔で、花束を持ってお礼に来てくれました。

 教室ではなく、初めてリビングに上がってもらって、紅茶とケーキでお祝いしました。私は、本当に本当に幸せ者です。頑張ってくれた諸君、私を信頼してくださった保護者の方々、支えてくれた夫に心から感謝しています。

 

 また、この度は、たくさんの方からコメント・ご感想をいただきまして、感謝申し上げます。ジョンデくんのソロデビュー(感涙…幸せすぎ…)に関するコメント、ランキングで1位をいただいたことへのお祝い等々、ほんとうに嬉しく温かいお言葉でした。

 嬉しいお便りをたくさんいただいた中で、初めてコメントしてくださった方に、次の記事で、短いですが、お返事を書かせていただきました。時間的な関係で、お返事が書けなかった方、ほんとうにごめんなさい。でも、すべてのメッセージ、嬉しく読ませていただいております。

 

☆次の記事は……こちら!

 

★ようやく書けました…「韓国旅行記」完結編! 利用したホテルやエステなどのリストもつけてみましたので、ぜひ♡ 

exo-mellow.hatenablog.jp

 

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(画像はお借りしています。ありがとうございます。)