夏目漱石による、もっとも有名な「I love you.」の日本語訳。
この「綺麗ですね」の「ね」がポイントなんだよなあ——と思う今日このごろ。
【月がとても綺麗ですね。】
ところで私は、CBXが始まってから、あの3人の関係性が気になって気になってしかたがないのですが、それというのも。
おそらくは、ジョンデが最近、「かわいい」をすっ通りこして、「きれいになった」というか、もっと言えば、めっきり色っぽくなってしまったからだと思うの。
*
「かわいいチェンチェン」の分岐点は、「Love Me Right」でやってきたと思っています。
あのMVが境目になったかのように、ジョンデはどんどん、それまでの「やんちゃ」なイメージを脱ぎ捨てていったのでした。
年齢的にも大人になってきて、顔立ちそのほかが、大人っぽく洗練されて整ってきたというのもあるだろうけれど、若干、メイクも濃いめvになってきて。
「かわいいチェンチェン」が「あら? どうしたの、今夜は、ジョンデがとてもきれいね」になって、気づけばそれがデフォルトになってしまった。それが2015年。
2016年、もう、ジョンデの色っぽさは爆走中だった。
だってねえ、皆さま、もうよくご存知だと思うけど、最近のジョンデくんったらほんとにすごいんだから!
↓ ほら、こんなの、とか。
【What is he looking at? What is he dreaming of?】
↓ こんなの、とかね。
【Kind of difficult to stare at you without holding my breath.】
ここでポイントなのは、もう「きれい」とか「かわいい」とかいうレベルではなく、もっとはっきりと「色っぽい」と感じるような何かを、今の彼は濃厚に漂わせている、ということです。
何度か書いているけれど、あのひとが歌っているときの顔を見ていると、私は、(なんていえばいいのか)、ものすごーく、いたたまれない気持ちになる。
そのときの気持ちというのは、なんというか、もし、文字化してみるとするなら。
「ダメだってば、ジョンデ、そんな無防備に、公衆の面前で、そんな(いやらしい)表情したら!! こんなにたくさんのファンがいる前で、しっかりカメラが回ってるんだよ? そんな(感じちゃってるみたいな)顔をさらしたら、取り返しがつかないんだよ、ジョンデ〜〜〜うわーん」
──って思うの。
なんなんですかね、この気持ち(苦笑)。
ひそめた眉、大きくあけた口、はっきり目立つ喉仏。
ジョンデのそういう特徴に、「セクシー」っていう、軽い外来語では形容できないような、もっと重くて痛みに近い感情を、呼び覚まされてしまうんだと思うのです。
*
ビョン・ベッキョンが太陽なら、キム・ジョンデは月。
──ああ、月がとても綺麗すぎるのが、いけないんだと思います。
(2017.04.07)
(この記事は『CBXに夢中!』⑨・『Chen』⑥です。)
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