Take me to the Magical Circus. Show me your magic.
あのマジカルサーカスへ、連れていって。あなたの魔法を、見せて。
この記事は、EXO-CBX「Magical Circus」2019(さいたまスーパーアリーナ公演・4月16日・17日)について書いています。
基本的にネタバレを気にせずに書いています。
そして、今回の記事では、チェンくんの歌やパフォーマンスに焦点をあてています。
記憶のとどめかた
「よふチョコさん、どうやってそんなに、コンサートのことをはっきり覚えているんですか?」
このたび、お会いした読者さまのお一人から聞かれました。
いえ、それは「買いかぶり」というもので、全然、ちゃんとは覚えてはいないです…
「記憶違い」や、「見間違い」「勘違い」(←これが多そう)もたくさんあると思います(苦笑)。
なので、「あ、よふチョコさんは、そんなふうに思ったのね〜」ぐらいの、ふわ〜っとしたスタンスでお読みくださいね♡
私自身、私の「感想」(←ほんと、「感想」にすぎないんですよ〜)が絶対だとは、まったく思っていないですし、100人のEXO-Lがいたら、100通りの感じかたがあるはずです。
そんな1人のEXO-Lである、私の「感想文」でよろしければ、お楽しみいただけると嬉しいです♡
あ、でも。
「記憶のとどめかた」について、ちょっとしたヒントが、あるといえばあるわけなので、それを皆さまとシェアさせていただいてもいいですか♡
⑴ 「このコンサートのことを、あとでブログに書くぞ〜」と思いながらステージを見ると、心にいろんな場面が焼きつく。(←これが最大のポイント)
——人間の「無意識」「深層心理」によるものだと思います。
「あとで書くぞ!」と思いながら見ると、本当に「不思議と」心にたくさんのことが焼きついているんですよ!
これ、私自身も、実際にブログを書くまで気づきませんでした。
「あとで書こう」と思いながら見ると、いろんなことがしっかりと心の中に残ります。ステージの記憶も、とても臨場感のある感じで胸の中で再生することができます。
一回きりのステージの、ジョンデくんの歌声(泣けてくる…)、ベッキョンくんのパフォーマンス(なんかもうベクはさ〜、すごいの! すごすぎるの!)、シウミンさん(ああ、もうダメ…涙)の美しさ。
それらを、自分自身の心に焼きつけておくために、私はこのブログを書いているといっても過言ではありません!
⑵ 観終わってから、なるべく早い時期に、ノートに手書きでメモをとっておく。
メモ程度のもの、箇条書き、ランダムな記憶の羅列でいいと思います。
電車のなかで座れたら、私は、もうその時に書いちゃいます。
それが無理だったら、家(もしくはホテル)に帰り着いたら、すぐにノートをひらきます。
とにかく、観終わって、できるだけ早い段階で、「思い出す作業」をしておくと、記憶に残りやすいかな〜って思っています。
⑶ 同行者の方と、コンサートについておしゃべりしておくっていうのも、意外と記憶に残るきっかけになります。
私はQと話すことによって、いろいろと自分の記憶が確かめられていくことに気づきました。
⑷ もう一度、今度はセットリストを見ながら、記憶を再確認しつつ、ノートを取る。
2段階でノートを取るわけですが、その作業で、さらに記憶が残りやすいです。
で、2回目はセットリストを見ます。そうすると、「ああ、そういえば、こんなこともあった」「あんなこともあった」的なことが、芋づる式に、ぼろぼろと記憶のヒダの間から出てきます。
セットリスト♪
▲このセットリストは、EXO∅・*:。 *:゚AKEMI (@ExoAkemi)さんのツイートからお借りしています♪
ありがとうございます♪
「Magical Circus」のロゴをベースにして、すご〜〜く素敵にまとめてくださいましたね!
きっとたくさんのお時間+お手間がかかったことと思います。すばらしい!です。
あまりにも素敵なので、ご紹介させていただきました♡
2日め・ジョンデ側の席・「Cry」
17日(2日目)AKのEXO-Lさまと一緒に見たのは、200レベル中ほどの、舞台に向かって左側のお席でした。
左側、というのは、ずばり「ジョンデ側」の席です。
もちろん、ジョンデくんが右側に行くこともあるわけなんですが、正位置のフォーメーションでいうと、左から「C・B・X」な感じで並んでいるので、彼がいつも「こっち側にいてくれる」という席なのです。
そして、たとえば(私の好きな)「Cry」を歌うときなどは、高く上がったムービングステージの上で、「ジョンデくんが、私のほうを(がっつり)向いて、語りかけるように」歌ってくれるわけです。
……ああ、なんとラッキーな私。
私ねー(デレデレ)、いっつも、ジョンデペンとして、超ラッキーなんです……(さらにデレる)……ペンミのときもね、「Cosmic Railway」を歌うベッキョンくんとジョンデくんを、ふたりの真正面から見たんですよー(デレデレデレ)……
なんていうのかしら……なんか、チェンくんから「呼ばれちゃう」っていうのかしら……(このくらい、妄想に浸らせてください…笑)……EXOプラネットの抽選会トレカだって、今回、見事にチェンくんを自引きしたし…♡
チケットの神さま、お世話になったAKのEXO-Lさま、ありがとうございます。
ジョンデペンの私にとっては、とてもいいお席で見ることができました。
……ああ、やばい、思い出すだけでドキドキしてきました。
もちろん、ジョンデくんが、私に向かって歌いかけているのではないことは、百も承知です。
でも、「そういう錯覚」が、「錯覚ではないような気がしちゃう」のがコンサートの魅力であり、チェンくんの歌の力だと思うんです。
「♪もしかしてだけど〜、もしかしてだけど〜(©︎どぶろっく)」
「ジョンデはこっちを見て歌ってるんじゃない?」
「ていうか、彼からも、見えてるかも?(「じょんで♡応援うちわ」だって作ったし!!)」
——的な感じがして、心臓のあたりから、わーっと熱いものがこみ上げてきちゃうみたいなドキドキ感。
私、自分で自分の手を握りしめながら見る癖があるんですが、今回は、うちわを握りしめながら(笑)見ました。
黒地に赤ラメの、大人っぽいスーツ姿のチェンくんが、こちらを向いて立っています。
「cry 時に急かされて 何もかも……」
彼の声が響きます。
すごく、すごくきれいな声。
見つめているうちに、照明で照らされる彼の立ち姿が、だんだん、くっきりと、大きく見えてきます(これほんと。魔法にかかるんですよ)。
栗色の髪(注1)、少しうつむいた顔の角度。
胸よりちょっと下のあたりを、マイクを持っていないほうの手で押さえるみたいにして歌う、彼の姿。
それらは、毎日毎日、(アホみたいに)繰り返して見ている動画で、すっかり見慣れてしまった「チェンくんの姿」です。
そのチェンくんが、ほんとうに、ステージのその場所に立っているんです。
——好きだなあ。
すきだなあ、私。
なんでこんなに、このひとのことが、好きなのかなあ。
*注1 私ね、今回のジョンデくんの髪型、すっごく好き(涙)!
だってかっこいいし、かわいいもん(だんだん消えてく語彙力)
ていうか、3人とも、髪型、すごーくキマってたと思う!
ベッキョンくんのパーマのかかった重ための前髪+髪色もサイコーだし(いつも「正解」のスタイルで決めてくるビョンベク)、シウミンさんの明るい髪色の、丸いシルエットのヘアスタイルなんか、もう天使レベルだと思います♡
Cherish
「みなさんに僕たちの気持ちをお伝えしたくて、この曲をお届けします」——という、シウミンさんのイントロダクションで「Cherish」が始まります(最初のメントのあと)。
この歌が、私が3人を好きになった原点です。
ベクの「Hu〜〜〜」みたいな声で始まるこの歌が好きで好きで好きで、ここまでのめりこみました(ほんとだよ!)。
この曲は、3人が、メインステージの右端と左端のぎりぎりまで行って歌うんですけれど、カメラさんが左端、右端に待ちかまえていて、そのカメラに向かって、3人が、顔をぐっと近づけて、語りかけるようにして歌うのがポイントなんです。
だからこの曲は、ある程度遠くのお席の方なら、舞台上の3人じゃなくて、バックスクリーンを見ていたほうがいいかもしれません。
私は、ぼーっと見ていると、ステージの3人の姿を目で追ってしまうので、今回は「Cherishのときは、しっかりスクリーンをみていよう」と心して臨みました。
そうしたら、3人のカメラ・アピールがかわいくてかわいくて…(涙)
シウミンさん(アイドルのプロ)とか、ベッキョンくん(EXOの売れっ子ナンバーワン)とかに比べて、ジョンデくんは、カメラ・アピールがやや弱いのでは……と思っていたけど、そんなことはなかった!です。
やばい、かわいい……
ジョンデくんは、カメラに向かって、歌いながらちょっとおどけてみせたりもするし、シウミンさんが最前スポットで、カメラアピールしてる隙に、なんかベクとふたりでイチャこいてるし……(16日)。
いいぞいいぞ、もっとやれ〜〜♡!!
Watch Out
あの「カッカッカッカッカッ」みたいな、リズミカルなイントロダクションが聞こえた瞬間から、「いよっ! 待ってました大統領!」的な気分なわけです。
例のものすごい赤と金ピカの「ザ・玉座」(←本気ですからね、彼)にすわって、「ザ・ステッキ」(←また持ってた!)を手にして、デーモン・ジョンデ閣下のご降臨!
Yes!! We ♡ Kim JongDae!!
黒い細身のパンツに包まれた脚の靴の部分を、片方の膝の上に乗っける大仰な組み方で(「お、膝から下の脚の長さがちゃんと足りたじゃん、キムジョンデ」とか思っちゃったのは内緒なんだぜベイビー)、民草を睥睨なさってのご登場。
いえ〜〜〜〜い!!
かっこいい〜〜〜〜〜!!!
「そろそろ行きましょかー!!」(shouted by JD)
Definitely!! We are ready, Kim JongDae!!
そんでもって、今度は中央のステージに移動して、スタンドマイクを使いながらの「Watch Out!!」
いえ〜〜〜〜い!!
We love you, Kim JongDae!!
ステージの「watch out!!」な彼を見ながら感じていたのは、実は「か、かわいい…!! かわいい!! かわいすぎるから〜〜!!」という気持ちだったかもしれません。
白いブラウス、黒の細身のパンツ、黒い靴(ショートブーツみたいなやつだった?)
白のブラウスがオーバーサイズなので、それに包まれている上半身が、めっちゃ、かわいいの! 腕が短めだから(あ、書いてもーた)、袖ががっつり萌え袖になっちゃてる感じとか、もうそのまま天国にいっちゃいそうなほど、かわいい!!
2人の男性ダンサーを従えて、「Watch Out!!」と叫びながら激しくダンスをして、中央の「びよよーん」と戻るスタンドマイクを使って流し目しながら歌って(くくく)、ステージの上でぴょんぴょん飛んでるような感じが、すごくかわいくてかわいくてかわいくて、たまらなかった。
それでもって、ジョンデのあの声は響きわたってますしね……
(1日目は若干、声が出すぎちゃってるというか、音響の関係(?)で、「音が割れてたかも」と思うほどだったんだけど、2日目はすごくいい感じで響きわたっていたと思うんですよ! 私がすわっていた席の位置などによる関係かもしれないんですが)
わ〜〜ん、どうしよう〜〜〜
ジョンデくんがこんなに好きで、どうしよう〜〜〜〜
(好きすぎて、オチがつけられなくなってます・笑)
Blooming Day
まずもって、この曲のパフォーマンス、私、めっちゃ好きなんです。
3人のキャラクターが、それぞれうまく映えるようなダンスがすごくいい。
それぞれが、異なるアクションをするシークエンス、3人とバックダンサーさんが揃って同じ動きをするところ。
パズルのようにうまく組み合わさっていて、全体的にスピーディーに、展開がめくるめく感じで変わっていって、その息をもつかせぬステージ構成が、ほんとうにすばらしいと思います。
だいたいが、ですね、この「Blooming Days」のステージ動画、私、アホほど繰り返し見てます。そして、そのたびに好きで好きでたまらない、とか思っちゃう。
何より曲が好き(泣く)。好きで好きでたまらない(泣き出す)。
でね、前回のマジカルを見たときには、もうベクのパフォの気迫がすごくて、ベクが優勝だろ、こんにゃろめって、思ったんだけど、今回はジョンデを優勝させることにした(←何様)。
後半、最後のサビで、一ヶ所、ユニゾンになるフレーズがあるでしょ?
そのとき、ジョンデだけが「Can I〜〜〜〜」って、ベクとシウとは異なる旋律で、ジョンデの「ザ・高音」を響き渡らせるじゃない?
動画を見てるときも、あの場面が好きで好きでたまらないんですかえど、実際に生のステージを見ていると、あの高くて澄んだ声が、ホールいっぱいに響き渡るのです。
それを聞いてジョンデの優勝を決定した!!
ああ、あれは、天空から落ちてきた雷鳴の声!
「恋人になってもいい?」って、きみにきかれたら。
——「イエス」以外の、どんな答えも口にできなくなる。
ちっきしょーめ、そーゆーとこだぜキムジョンデ!!(逆ギレ)
Beautiful Goodbye
このたび、私、「Beautiful Goodbye」で泣いちゃいました、というコメントをすごくたくさんもらっています。
そして、わりとたくさんの方から、「夜ふチョコさんも泣いちゃったでしょ?」的なコメントもいただいています。
で、あのステージで、私が泣いたかどうか、なんですけれど。
「泣いたか、泣いてないか」で言えば、泣かなかったです。
頬を涙がつたうほど私が泣いたのは、夜のひとりの部屋で聴いたとき、です。
あるいは、朝まだきのしじまのなかで、たったひとりで彼の歌声に耳を傾けたとき、です。
何度も、涙を流しました。
歌の主人公の感情に共感して泣いたというよりも。
旋律のセンチメンタルな美しさ、そこに乗せられた、チェンの歌声が、あまりにもきれいで、こころをどうしようもなく震わされて、涙が頬を伝ったように思っています。
ひとりきりの静寂の時間、イヤフォンで聴くと。
私と彼は、まるで、2人きりで向かい合っているように感じます。
何度か書いていますが、チェンの歌声は、彼と私の間に「1対1」の関係性を作り上げる魔法を持っている声です。
彼の歌声に耳を傾けている瞬間は、年齢も(苦笑)、住んでいる国も、日常を置いている世界も、あまりにもかけ離れている、シンガーとそのファンという関係性がかき消えるのです。
そして、「私と彼」は、「僕ときみ」になります。
チェンの魔法は、そういう魔法です。
聴いている間じゅう、ずっと鳥肌がたっていました。
ぞくぞくしたものが、体をかけめぐる感じでした。
この歌を聴いた多くの方が感じたことだと思いますが、彼はこの歌のなかで、ものすごく繊細に歌い分けを行っています。
今までのチェンが、原色でしか歌を紡いでいなかったとしたら、この歌の中では、120色くらいの色を微妙に使い分けて、旋律を作り上げているようです。
その多彩な歌声が、まるで目のまえに絵画として描きだされたかのようでした。
そして、その絵画の巧みさ、美しさ、すばらしさに、夢中になって、私は聞き惚れていたのです。
そして、この美しい絵は。
今、この瞬間、一度きりのものだと、強く、つよく感じました。
描き出している彼にとっても、受けとめている私にとっても。
たった一度だけのもので、あとかたもなく、消えていってしまうものなのです。
チェンの描き出す旋律の、巧みさ、精巧さに、私は目を見はる思いでした。
歌声のそこかしこに、しかけやポイントが、たくさん、作ってあってあります。その巧妙さ、整合性、趣の不思議さに、私は聞き惚れていたのです。
最初の「僕たち」という歌い出しのフレーズからして、胸をつかれます。
最後に4回くりかえされる、「ウリ(僕たち)」は、4回とも異なる、それぞれに美しい色合いで、描き出されます。
息の音や、余韻の残しかた、声の艶を消すところ、光らせるところ。
聴くものの心に、まっすぐ入りこむ声、優しくふれる声。
音符を愛撫する声、そっと旋律のうえに、置かれたような声。
ああ、心をつよくつかまれている、と思いました。
こんなふうに、チェンというアーティストは、私の心をつかむんだ、と。
そうして、私の心をつかんだ彼は、魔法をかける。
「歌手とそのファン」が「僕ときみ」になる、魔法をかけてくれる。
ああ、どうしようもなく、つよく。
あなたの歌に、魔法をかけられている。
(2019.04.21)
(この記事は、「CBXに夢中!」61です)
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