Red is the color of passion, black is the color of strength.
情熱の赤、強さの黒。
形而上にある思惟を、物質として存在するひとつのオブジェへと具現化しようとするとき、そこに必要なのは、行為者とその行動である。
すなわち、形而上にある「ジョンデくんへの愛」を、物質として存在する「応援うちわ」へと具現化しようとするとき、そこに必要なのは、ジョンデペンである行為者としての私と、「100均へ行って材料を買い揃え、ハサミでチョキチョキ・のりでぺたぺた」するという行動である。
と、ゆーわけで。
本日のブログは、ペダンチックかつ高尚な感じで(ひゅ〜ひゅ〜)書き始めてみましたが(笑)、なぜか多くの皆様からご心配いただいていました、夜ふチョコの「チェンチェン応援うちわ」づくり。
たかが夜ふチョコの「応援うちわ」作りであるにも関わらず、多くの方々からご関心をお寄せいただきまして、誠にありがとうございました。
「私も作ります♡」
とか
「アマゾンで『応援うちわ』キットを購入しました♪」
——などといったお声や、
「うちわ、できましたか?」
「できたらブログにアップしてくださいね♡」
「間に合わなかったら、もう飛行機のなかで作っちゃいましょう」(注……いや、さすがにそれは無理ですよ・笑)
——などなどの、さまざまなご懸念や、ご提案をいただいておりましたが。
無事、昨日、応援うちわ、完成いたしました〜〜!!
わ〜〜い!
待っててね〜、ジョンデくん!
隠れ「エリシタン」として
あのですね、「応援うちわ」って結構大きいじゃないですか。
だから、作成するなら「ダイニングの大きなテーブルで」「リビングのテレビで『マジカルのBlu-ray』を見て、コンサートの復習かつ予習に勤しみながら」、作業をしたい…と思っておったわけなのですが。
ここで問題になってくるのが、私は、家庭内で「隠れエリシタン」である、ということなのです。
家人は非常にやさしく、かつ、できた男の人でして、別に私が「韓国のお兄ちゃんたち」(←家人の談話)のファン活動をしていることに反対したり、目くじらたてたりすることもありません。
コンサートのために遠出するときには、「気をつけてね〜」と暖かく送りだしてくれます(ありがたいです)。
でも、ですね……。
やっぱりこう、恥ずかしいんですよ、私自身が…。
だって私、もう大学生の娘がいるよーな、「いい大人」なんですもん…
その私が「アイドルのコンサートに行くために、ファンクラブに2口ぶん入会したり」「ボーイズの写真見たさに、何枚も同じCDをヴァージョン違いで買っていたり」「クローゼットのなかにこっそりポスターを貼っていたり」「夜な夜な、ボーイズの素敵な写真を眺めて、ブログをえんえん書いていたり」……というのは、やっぱり、こう、後ろめたいというか、恥ずかしいというか……
いえ、うまく言えないですけど、とにかく、家庭内ではこそこそと隠れてファン活動をする、「隠れキリシタン」ならぬ、「隠れエリシタン」なわけです。
(そのかわりに、脳内+PC内では爆発してるわけですよ・苦笑)
そして。
「じょんで♡」とか「ベッキョン♡」とかの応援うちわを、ニヤニヤしながら食卓の上で作る(不惑すぎの)妻の姿、というのは、何と申しましょうか、うちの家人には、見せてはいけないよーな気が、するんですよ…
(オープンに活動なさっている、エリな奥様たちが羨ましい♡)
そんな「隠れエリシタンの私」のもとへ、千載一遇のチャンスが。
昨日の土曜の夜、家人が所用で、7時から10時までの、3時間ほど家を留守にしてくれるというではありませんか!
Yes!!
We are so lucky!!
あ。
「we」というのは、「私と(脳内の)ジョンデくん」のことですよ♡(すみません・苦笑)
材料・用意するものなどのご紹介♡
基本的に、ほぼ、100均(ダ〇ソー)で買ってきました♪
①応援うちわ本体。
②のり・はさみ・両面テープ・カッティングシート・カッター・定規・筆記具・接着剤・色画用紙。
③色画用紙3種。
注1・カッティングシート(写真で緑色のものです。B4サイズ)は、段ボールなどでも代用できますが、カッターを使っての切り抜き作業が多いので、あったほうが作業がスムーズでした。
買ってよかった♡ 300円で購入。
注2・逆に、100均の両面テープは、使い勝手がいまいちなんじゃないかな…
以前、購入して、その品質にガッカリした経験から、今回は、文具売り場の両面テープを買ってきました。
250円前後ですが、作業効率を考えると、これも買ってよかったと思いました。
さりげなく切り取られた、ひとつの表情。
この写真の彼は、とても険しい、厳しい顔をしている。
でも、ビョンベッキョンって、基本的にこういうひとなんじゃないかな。
あの「カワイイ」笑顔の下に、激しくて強烈なものを秘めているひとだと思っています。
構想・デザイン
① 何枚のうちわを作成するのか。
今回は2枚のうちわを用意しようと思っていました。
2枚あると、「表+裏」の2面が使えますので、4面ぶん作ることができます。
「CBXの3人・各1面ずつ」+「ジョンデくんだけ、えこひいきして追加で1面」の計4面。
そして、その「追加ジョンデ」は、「たまアリ」の際、隣のQに持たせようという魂胆です。
Q「えー。うちの推しでもないのに、おかーさんの作った『ジョンデうちわ』を持たされるわけ?」
私「まあまあ、そんなこと言わずに」
Q「やだよ、そんな罰ゲーム。しかも、あなたと2人で並んで、なんて」
私「いや、ぶっちゃけさ、トロッコが回ってくるファンサタイムで、ジョンデくんが近くに来たとき、だけでいいから。お願い〜」
Q「エエエ〜」
——とゴネられまして、まだ、説得しきれていません(苦笑)。
「Qちゃん。もしかしたら、きみに、会えるかも……?」
(今、チャニョルくんとギョンスくんが、日本にいるみたい……?
もしかして、マジカル、見にくる……かな?)
② 名前をどう表記するか。
これが一番の大問題でした。
まず、名前とひとくちに言っても、「カタカナ」「ひらがな」「アルファベット」「ハングル」の、どの表記方法を選ぶのか。
さらに、ジョンデくんとシウミンさんの場合は、「活動名」or「本名」のどちらを選択するのか、も決めなければなりません。
一番デザインしやすいのは、「アルファベット」表記だと思いました。
素人の私が作ったとしても、そこそこかっこよくできそう♡
けれども、問題は、アルファベット表記だと長くなってしまうということです。
長いと、制作作業も大変になってきますし、一文字が小さくなってしまうので、遠くから見た場合、読みにくくなってしまいます。
イニシャルの文字だけ大きくして、ほかの文字を小さめにする……というのも考えたのですが、ベッキョンくんの「Baek Hyun」は、いかにも長く、うちわの上に並べきれそうにありません。
なので却下。
「カタカナ」「ひらがな」というのも心惹かれました。
何と言っても、制作する私自身が文字の形を知悉していますから、デザインもしやすい。そして、私は彼らが「チェン」とか「シウミン」と、自分の名前をカタカナで書いてくれるのを見るのが大好きなのです。
あと「ちぇん」とか「べく」とか、ひらがなで書くのもカワイイかな、と思いました。特に「しうみん」っていうのが、シウミンさん自身の可愛らしさを彷彿とさせるように、ものすごーく、かわいい♡
そして、韓国人の彼らが一生懸命勉強して、日本語で活動をしてくれることに敬意を表して、私も「日本語」で彼らの名前を書こうかな、と考えました。
ちゃんと読んでくれるのを、わかっているから、日本語で、あなたの名前を書いたよ、と。
でも、結局は「ハングル」表記にすることにしました。
日本語を一生懸命勉強してくれた彼らの努力に敬意を表するなら、むしろ、私も韓国語で書いたほうが、いいのかもしれない、と思ったからです。
あなたたちが、日本のファンに「近づこう」と努力してくれたように。
私もあなたたちに、近づきたいと思ったんたよ。
——そんな気持ちを表せるかな、と思って。
本名 or 活動名?
ジョンデくんとシウミンさんの2人には、活動名と本名の2種類があります。
ジョンデくんは、最初から、本名のほうで表記しようと思っていました。
「チェン」をハングルで書くと、ご存知のように1文字ですむので、うちわに文字を配置することを考えると、とっても楽です。
でも、ふだん私は、チェンくんのことを「ジョンデくん」と呼んでいます。
だから最初から、本名の「ジョンデにしよう」と決めていました。
シウミンさんは、「シウミンor ミンソク」でちょっとの間、悩みました。
普段、ブログを書くときには「シウミンさん」で統一しているのですが、Qと喋ったりするときには、結構「ミンソクさん」と呼んでいることも多いです。きれいな音の名前だな、と思うから。
でも、私は「シウミン」という名前も、ものすごーく好きなんです。
ハングルで表記した場合、シウミンだと3文字、ミンソクだと2文字です。
うちわのなかに配置するのを考えると、たった一文字多いだけでも、大きさがかなり変わってきてしまい、結構大変そうなかんじ。
でも、「ミンソク」だと、「ベッキョン」「ジョンデ」と同じ2文字ずつになるわけで、デザインもしやすいかな、と思いました。
というわけで(←ここまで長かったですね・苦笑)。
1 ハングルで表記
2 3人とも、本名で。
——というプランをチョイスしました。
さて。実際に作成してみて。
①下地づくり。
暗いホールのなかでも文字が見やすいように、「暗い色の背景」+「白の文字」という基本プランにしました。
背景色は紺色を選択。
ジョンデくんのは2面ぶん作るので、一つは「白の背景」+「紺色の文字」にしました。
うちわ全体に接着剤をびちゃーっと塗って、紺色の色画用紙を貼り、その後にはみ出た部分をうちわ型にカットします。ここは簡単ですね。
②文字のデザイン。
「ベッキョン」も「ミンソク」も「ジョンデ」も、ハングルで表記すると、2文字ずつ。
うちわの大きさから計算して、一文字が「縦16センチ」「横11センチ」になるように、作成しなければなりません。
まず、白い色画用紙に、「16×11」の長方形を書いて、その四角のなかに、ちゃんと文字がおさまるように、鉛筆で下書きを書いていきます。
この段階が、一番難しかった…!
なぜかというと、「あるべきハングルのかたち」が、私には「きちんと思い描けない」からです。
ひらがなに関しては、私たちには、「こうふうに書くと、きれいな字に見える」というような「ひらがなのあるべき姿」の感覚が培われています。
線の角度、長短、すこし丸める、すこし反らせる、払うべき画、とめるべき箇所、などの基本も理解しています。
そういうベーシックな「文字を書く」際のセンスが、ハングルに関しては、まったく養われていないことを、私はしみじみと思い知らされました。
尋ねるべき人もいないので、いろいろ検索してみるのですが、「これでいい」という確証が持てないまま、ある程度の段階で「よし、このラインでいこう」と判断しなければならないのです。
チェンくんが書く、筆圧の高そうなひらがなの文字を思い浮かべました。
「書き慣れていない」ことが一目瞭然の、小学生の男の子が書いたみたいな、あの文字を。
日本語ネイティブの私たちから見たら、率直に言えば、あまり上手ではない文字です。
でも、その「上手ではない文字」が、見ていて、私はめちゃくちゃ愛おしかった。
「た」と「に」のなかに入っている、「こ」の書き方がまるっきり同じところなんか、泣けちゃいそうなほど愛おしかった。
なぜって、韓国人の彼が、一生懸命勉強したうえで、あれらのひらがなを書いてくれているからです。そしてそのことが、手に取るようにわかるからです。
ひとつひとつの線が構成していく、ひらがなの「あるべき姿」を、手探りしながら、彼はあの文字を書いてくれている。
「これでいいのかな〜」とか「この線は、こっちより短く書くべき……なのかな」とか、いろいろ迷いながら、でも、ファンである私たちにメッセージを伝えるために。
あの小学生の男の子みたいなひらがなを、ぎゅぎゅぎゅっと、彼は書いてくれているのですから。
わー、なつかしいなあ……
2年前のCBXです。
日本デビュー時のプロモーションで、いっぱい日本の雑誌に出てた頃。これは『Camcan』のポラロイド。
③ デザインした文字を、鋏やカッターナイフなどで、切り抜いていきます。
④ 切り抜いた文字のパーツの裏側に両面テープを貼り、そのあと、紙に残ってしまった鉛筆の下書きの線を、消しゴムをかけて消します。
⑤ うちわに、文字をはりつけます。
⑥ 赤い色画用紙を、ハートの形に切って、適宜、両面テープで貼っていきます。
完成♪
完成……したんですけど。
コレで合っているのかどうか、いまひとつ自信がありません……(ニガ笑い)
「まじかよー、よふチョコ!」
*
形而上にある思惟を、物質として存在するひとつのオブジェへと具現化しようとするとき、そこに必要なのは、行為者とその行動である。
また、その形而上の思惟が、愛と呼ばれる感情から出発しているとき、具現化のために行動している行為者もまた。
愛という大きな光芒に、包まれているのである。
(この記事は「CBXに夢中!」46です。)
……ついに、火曜日からマジカルが始まりますね……
ドキドキしちゃうし、涙もろくなってて、曲の予習しててもすぐ涙ぐんじゃうし、大人なのに、すごーくダメダメになっちゃってます。
ごめんなさい、シウミンさん、ベッキョンくん、チェンくん。
でも、精一杯、応援するつもりです…
会いたいです。3人に。
★おすすめ過去記事。
去年の「マジカル・サーカス」のレポです。よろしければ、ぜひ♪
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(このたびは、たくさんの方から、ブログ経由・ツイッター経由で、たくさんのコメントをいただいているのですが、お返事がかけなくてほんとうにごめんなさい。でも、すべて嬉しく拝見しております。これからパッキングして、明日、北の大地からマジカル・サーカス参戦のために飛行機で移動します。がんばります! よろしくお願いします)