When you miss us, you just have to come back here —— where we are now.
さびしくなったら、僕たちが今いるここへ、帰ってくればいいよ。
この記事は、EXO写真集『PRESENT;gift』(1)「と、とんでもないものを買ってしまった…!」から続いています。
まだお読みでない方は、よろしければ、そちらからどうぞ。
7. 彼らの物語。
①「チャーターしたヘリに乗って、ハワイのA空港からB島(高級リゾート地)へ移動した8人」
(素朴な疑問:このヘリコプター、8人が全員乗れるのかな?)
②「ホテルに到着。レセプション(もちろんビジネスがらみ)開始まで、待機するように指示されたのだが、その後、約束の時刻になってもマネヒョンからの連絡がない」
③「待ちくたびれたリーダー」
④チェン「この後のスケジュール、どーすんだよ?」
ベク「知らなーい」
ド「……あ、ジュンミョニヒョン。携帯、鳴ってますよ?」
⑤ ——スホのもとへかかってきた、マネージャー氏からの電話。
それは、よんどころない事情とさまざまな状況が重なった結果、これから3日間のスケジュールが、突如、キャンセルになった、という知らせであった。
⑥ ジョンデ「え、まじで?」
⑦ギョンス
——私は、この見開きに配置された、2枚の写真が大好きです。
「じゃ、ちょっと外に行ってみる?」と、細くひらかれたドアの隙間から、顔をのぞかせているギョンス。
「あれ?」「あの廊下の先、外に出られるの?」——と、遠くのほうを見ているチェンとスホ。
好奇心に満ちた顔つきの青年たちをとらえた、この2枚の写真は、これから、EXOだけのストーリーが始まることを私たちに教えてくれる。
彼らの物語は、ここから、こんなふうに始まったんです。
8. ちゃんと本気のキムジョンデ
えーっと、なんだか前回の(1)の記事で、「ココナッツ頭」とかって、茶化した感じで書いてしまったから、「ちゃんと本気だしてるキムジョンデ」をご紹介しましょうか♡
たぶん、今回の「ジョンデの本気」は以下の2枚だと思われます。
【ジョンデの本気・その1】
私に、この本の購入を決意させた1枚。
「どうせネットでほとんどのページが出回るはずだから、『Present』は、いいや……またグッズが増えるし…(隠し場所が、もう結構、いっぱいだし)…」と考えていた私の気持ちを、この銀のスプーンがあっさりと塗り替えました。
「誰だ! 誰が『伏し目がちのキムジョンデ』にスプーンをくわえさせた?? そんなことが許されていいはずがなかろう!!」
と、頭をかきむしりながら、通販サイトの購入ボタンを押しましたね。ええ。
(そして、届いてみたら、スプーンもさることながら、実は、このグレイのガウンが、かなりのクセモノであることがわかりました。……
白いドレスシャツに、ガウンをふわりと羽織ってるこのスタイル、ジョンデ+ギョンス+ベク+スホの4人が全員やってるんですど、これってね〜、絶対に女子が喜ぶ「イギリス名門パブリックスクールの寄宿舎」的な雰囲気を、臆面もなく醸してきてるんですよ。
ギョンスが写ってる何枚かの、この「白いドレスシャツにガウンを羽織って談笑する4人」の写真をQに送信したところ、
Q「なんだよこの『モーリス』または『アナザーカントリー』」
——と返してきたので、彼女はやはり私の娘だな、と思いました・苦笑)
【ジョンデの本気・その2】
さて、この「ジョンデの本気・その2」に関しては、読者さまのお便りをご紹介させていただいてもいいですか?
(83さんとおっしゃる読者さまのお便りです。83さん、こちらこそ、はじめまして。前半部分は、身に余るお言葉で、恐縮してしまうのですが、楽しみに読んでくださっているとのことで、とても嬉しく拝見しました♪ ありがとうございます♪)
83さん
「写真集、わたしはすでに入手済みなのですが、スプーンは本当にだめ…いけないところを見てしまってる気がして…心臓が止まりました。
これ以外にも、チェンペン大歓喜なショットが多いと、私は思っています!!!
スプーンもやばいんですが、個人的にもうひとつやばいのがあり、でもネタバレになるのでお伝えするのは控えますが…とにかくジョンデさんのページはどれも素晴らしいということだけお伝えしておきます…!(号泣)
写真集だと、紙特有の手触りとか発色とかがあるので、またもっとせくしーに見えると思います…!」
——とのことで、私は83さんがおっしゃる「個人的にもうひとつやばいのがあり」というのは、いったいどれだろう、とドキドキ・わくわくしながらページをめくっていたんですが……
おそらく、この「本気出してみたジョンデ」のショットではないでしょうか?(ちがうかな?)
「ジョンデが横を向くと、はっきりと写っている長い睫毛」
「ボタンが上ふたつまで開けられている」
「しかも、かなり大きく、衿がくつろげられている」
「そのせいであらわになる喉仏の陰影」
「そして、『あ、こんなところにほくろ??』」
——というあたりが、「チェンペン大歓喜」ポイントかな、と……
いや、「ココナッツ頭」の写真ではないですよね?(笑)
83さんがお便りで書いていらっしゃった、「写真集だと、紙特有の手触りとか発色とかがあるので」というお言葉。
ほんとうにそうだ、と深くうなずいております。
おそらく、この写真集のありとあらゆるショットが、接写されて、あるいはスキャンされて、ネット上に、現在、出回っていることでしょう。
でも「手でさわって、ページをめくることのできる、紙の本」には、それらの電子機器類の画面を見ているだけでは感じられない、「音」や「光」や「匂い」があるのだと思います。
9. チャニョルの正解
で、プールのショットで、「脱いだ」のは3人ね。
脱いだのは、「せいたか美形3人組」のチャニョル・カイ・セフンで、この3人だけに限定しておいたのは、製作陣が誠に賢明であったと思うわけです。
(あ、脱いだ脱いだ、とか書いてるけど、安心してください。(下はちゃんと、黒い長ズボンを)履いてますから。)
さらに、脱いだときの構図ですけど、セフンとカイは、正面から、しっかりと撮られたショットが1枚ずつ、あります。
(というわけで、そちら方面の需要にも、きっちりといい仕事で応えた「PRESENT;gift」となっております♡)
「正面のショット」があるセフナとカイに対して、チャニョルは、それが、ない。——上半身裸の彼は浮き輪を抱えており(そしてこの浮き輪が透明なの!)、「見えそうで見えない」精神が貫かれた、非常に秀逸な1枚があるだけ。
あ〜もう〜ほんとうに、わかってるな〜製作陣!
おそらく、「プール+上半身に何も着ていない3人」の撮影時には、チャニョルの「それ」がはっきり写り込んだショットが何十枚となくあったはずなのに、それらをすべてボツにし、「見えそうで見えない」精神を貫徹した、製作陣グッジョブ! いや、ほんとにマーヴェラス!
「それ」がはっきり写った写真より、濡れた前髪が額にかかってるチャニョルくんのほうが、1000倍くらい、ドキドキするもの。
9. そして。
これまでにも「白シャツで水ビッシャビシャ」は、「Baby Don't Cry」セフナ+カイくんや、MV「エレキス」のリーダーなどで、繰り返し採択されてきた手法ですけれど。
あのですね、あまりに「意図がたやすく見え透いた手口」を使われると、女子というのは喜ばないものなんですよ。
製作陣の皆さま、そこのところ、よろしくて?
——って、ぴしゃりとした言葉を投げつけようかと思ったんですが、はからずも喜んでしまった自分がいるので、やめておきます(ほほほ)。
そしてこの「白シャツ・ビッシャビシャ・サービス」(サービスですよね、これほんと……)、この程度のことには、不惑すぎて早幾年の私、心など、惑わされないはずだったのに、何度もなんども「見ちゃ〜う」(いか〜ん!)。
だって、このプールのシークエンス、みんな、すごくいい表情しているんです。
セフナも、ベクも、シウミンさんも。
スホさんも、カイ、ギョンス、チャニョル、ジョンデも、みんな。
浅いプールを、裸足の彼らが駆けていく。
水のかけあいっこ、じゃんけん、負けた(勝った?)ギョンスが、プールの上で胴上げされちゃう。
ぬれた髪から水をしたたらせているチャニョル、目をぎゅっとしてるギョンス、「ベッキョニヒョン、やめてくださいよー」って笑ってるセフナ。
「え、だっておまえがね」って指差ししてるシウミンさん、「ほーら、見てみー」って大笑いしてるジョンデ、ちょっと困った顔で笑ってるカイ、浮き輪に乗ってるベク、「あ、そんでね」って顔のスホさん。
ふざけてる、おどけている、くすくすしてる、大笑いしてる——全員、どの瞬間もそれぞれ違う種類の笑顔なんだけど、みんな、すごく、いい表情をしている。
後ろ向きの姿でさえ、はっきりとわかる。
ああ、きっといま、彼は、笑っているんだろうなって。
(2019.05.23)
★今日のおすすめ過去記事…2018年2月「EℓyXiOn」京セラ公演の記事です。
シウミンさんとベッキョンくんにフォーカスしています♡ ぜひ♪
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(ふふふっ♪ 北の大地、すごく美しい季節を迎えています♪ この間、隣町の農家の直販所で買った、採れたてのアスパラを食べたんですけど、めっちゃ美味しかった! 5月の味ってかんじでした♪ )